大女優の最後のロマンスを描く『リヴァプール、最後の恋』公開
イギリス人俳優ピーター・ターナーの同名回顧録を映画化した『Film Stars Don’t Die in Liverpool』が、邦題を『リヴァプール、最後の恋』として、2019年3月30日に公開されることが決定。本作のポスタービジュアルも解禁された。
【写真】『リヴァプール、最後の恋』場面写真
本作は、ピーターが1987年に発表した回顧録を基に、1950年代にハリウッドで活躍し、映画『悪人と美女』でオスカー助演女優賞にも輝いた往年の大女優グロリア・グレアムと、駆け出しの若手舞台俳優ピーターの、歳の差もキャリアも超えた恋模様を描く。
1981年9月29日、ピーターの元に、かつての恋人グロリアがホテルで倒れたとの知らせが飛び込んできた。グロリアのもとに駆け付けたピーターは、自分の実家で彼女を療養させることに。彼女と楽しく過ごした日々の記憶を思い出していくピーターは、彼女から「リヴァプールに行きたい」と懇願される。死期の近いグロリアが、リヴァプールにこだわり続ける理由とは…。
4度の結婚歴もある自由奔放なグロリアを演じるのは、実力派女優の映画『20センチュリー・ウーマン』『キッズ・オールライト』のアネット・ベニング。若手俳優ピーターには、映画『リトル・ダンサー』で知られるジェイミー・ベルが扮する。
解禁となったポスタービジュアルは、女優としてスポットライトにあたることに最後までこだわるグロリアと、優しく彼女に寄り添うピーターの姿がピックアップされたもの。また、同時に公開された場面写真では、明るく微笑むグロリアに対し、彼女を背後から抱きしめるピーターの険しい表情が印象的なシーンとなっている。2人の表情の違いには一体どのような物語が隠されているのか。深いラブロマンスに注目したい。
映画『リヴァプール、最後の恋』は2019年3月30日より全国公開。