ロメロ監督追悼『マーティン/呪われた吸血少年』 声優陣熱演! アフレコ現場に潜入
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主人公の配役までもがクラウドファンディングによって決まるという、大胆な今回の試み。川本は「クラウドファンディングに参加された方の意見によって、選んでいただけたなんて驚きです。こんなことは初めてで、すごくうれしい」と大感激。本作の魅力について「吸血鬼をモチーフにしながらも、人生に悩んでいる青年のストーリーとしても堪能できる。リアリティを大切にしているからこそ、時を経ても色褪せないのかなと思います」と語り、「マーティンは複雑な内面を抱えていて、とても難しいキャラクター。いい役をやらせていただけた」。さらには「玄田さんや(大塚)明夫さんなど、ずっと背中を追っていたような方とご一緒できた。本当に感謝です」と貴重な機会に喜びを噛み締めていた。
吹き替えへの想いを語ってくれた玄田哲章
「実はホラーが苦手で」と告白したのが、玄田。「本作は人間や吸血鬼の悲哀が描かれている。見応えがあったね」と作品にも魅了された様子だが、70年代から声優として活躍している玄田にとって、“吹き替え版”には特別な思いもあるという。「昔は、毎日のようにテレビで『洋画劇場』が放送されていました。今では制作費の問題もあって、だいぶ少なくなりましたね。やはりさみしい面もあります」としみじみ。「なので、こうやって『いい吹き替え版を作ろう』という機会をいただいて、とてもありがたい。また昔の仲間も加わってアフレコをしてみたいし、吹替え版が盛り上がっていったらすごくいいなと思っています」と期待していた。
また「初アフレコは、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』だった」という潘は、「母・潘恵子と親子で共演したホラー映画『キャリー』もとても思い出深い」と吹き替え版との関わりを吐露。「吹き替え版のお仕事では、言語や海を越えて、向こうの役者さんと“同じ役を演じている”という気持ちの交流ができる。それに私は背が低いんですが、吹き替え版だとスラリとしたブロンド美女にもなれますし!」と声を弾ませるなど、それぞれが吹き替え版におけるやりがいを語ってくれた。(取材・文・写真:成田おり枝)
『マーティン/呪われた吸血少年』ブルーレイは、ハピネットより12月21日発売。価格は5800円(税抜)。
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