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ジェームズ・ワン製作、伝説の怪談を映画化『ラ・ヨローナ~泣く女~』公開

映画

映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』場面写真
映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』場面写真(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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リンダ・カーデリーニ

 世界興行収入累計1500億円を超える『死霊館』シリーズを世に送り出したジェームズ・ワンが製作を務め、中南米に伝わる伝説の怪談を映画化した『The Course of La Llorona』が、邦題を『ラ・ヨローナ~泣く女~』として初夏に日本公開されることが決定した。

【写真】アンナ役を務める「リンダ・カーデリーニ」フォトギャラリー

 本作は、中南米に古くから伝わる呪われた存在“ヨローナ”を題材としたホラー映画。ヨローナとは、愛する夫の浮気で嫉妬に狂い、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させるも、後悔から正気を失い、川で入水自殺を遂げた女性。以来、呪いとなってこの世をさまよい、亡くした我が子を取り戻すように、子どもたちだけを狙いさらっていくのだが、そのとき必ずヨローナの泣き声が聞こえるいう。

 映画の舞台は1970年代のロサンゼルス。とある母親が子どもたちが危険にさらされているとソーシャルワーカーのアンナに助けを求めるが、アンナは訴えを無視してしまう。しかし、それはヨローナの呪いのはじまりだった。ヨローナが次に狙いを定めたのは、アンナの2人の子ども、エイプリルとクリス。執拗で残酷なヨローナの呪いはとめることができい。そんなとき、信仰心を捨てようとしていた神父が現れ、最悪の呪いと対峙するのだが…。

 ワンは、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本ゲイリー・ドーベルマンとともに製作に名を連ねる。メガホンを取るのは、ワンが「彼の演出は本当に恐い」と明言し、『死霊館』第3弾の監督を任せた新鋭マイケル・チャベス。主演のアンナ役を『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のリンダ・カーデリーニが務め、彼女の子どもエイプリルとクリスを『アメリカン・スナイパー』のマデリン・マクグロウ、新人のローマン・クリストウがそれぞれ演じる。
 
 映画化にあたり、ワンは「僕らがよく観るタイプのホラーとは一線を画した恐怖を描く」と自信をみせる。解禁された場面写真には、車中に籠城するエイプリルとクリスが視線の向こう側にいる何かに驚き、恐怖する姿が映し出されている。

 映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』は初夏に全国公開。

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