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『ウトヤ島、7月22日』予告到着 テロ事件発生の72分間をワンカット映画化

映画

 単独犯として史上最多となる77名の命が奪われたノルウェー連続テロ事件を映画化した『ウトヤ島、7月22日』より、緊迫する事件の様子を捉えた本予告映像とメインビジュアルが解禁された。

【写真】逃げ惑う若者たち…『ウトヤ島、7月22日』場面写真

 事件が引き起こされたのは、2011年7月22日のノルウェー。当時32歳の犯人は首都オスロの政府庁舎を爆破して8人を死亡させた後、警官に成りすまして首都から40キロ離れたウトヤ島にボートで上陸。ノルウェー労働党青年部のサマーキャンプに参加していた10代の若者たちなど69人をライフルと銃で殺害している。

 本作はこの銃乱射事件に焦点を絞って、事件発生から終息に要した時間と同じ72分間をワンカット撮影。センチメンタルなドラマや音楽を一切排除し、登場人物の心の葛藤と身体的な反応を生々しいほどダイレクトに表現。2018年の第68回ベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞スペシャルメンション、第31回ヨーロッパ映画賞撮影監督賞を受賞している。

 公開された本予告映像は、突然鳴り響いた銃声とともに、屋内に向かって必死に逃げ出す人々の姿からスタート。あおむけで森の中に身を潜める若者たちや、主人公のカヤがキャンプ場のテントの合間をよろけながら走る様子を捉えつつ、島内を逃げ惑う集団の姿が断片的に映し出されていく。そして、絶望に襲われたカヤが口ずさむシンディ・ローパーの名曲「トゥルー・カラーズ」に合わせ、「死ぬまでに何がしたかった?」という問いかけで幕を閉じる。

 メインビジュアルは、事件の犠牲者となった登場人物たちの肖像とともに、こちらに強い視線を向けるカヤの顔を大きく使用。「私の夢は、もう叶わない。」というショッキングなキーフレーズも相まって、事件が与えた恐ろしさと悲しみが伝わるビジュアルとなっている。

 映画『ウトヤ島、7月22日』は3月8日より全国公開。

映画『ウトヤ島、7月22日』予告編

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