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キーラ・ナイトレイ主演『コレット』公開 仏のカリスマ女性作家の半生描く

映画

 女優キーラ・ナイトレイの主演で、実在の女性作家シドニー=ガブリエル・コレットの生涯を描く『Colette』が、邦題を『コレット』として5月17日より公開されることが決定した。

【写真】「キーラ・ナイトレイ」フォトギャラリー

 本作は、フランス屈指のカリスマ女性作家として知られる女性作家コレット(1873~1954)の波乱と情熱に満ちた半生を描く。自分の作品を舞台化する際、無名だったオードリー・ヘプバーンを主役に大抜擢し、彼女を一躍スターの座に押し上げたことでも知られるコレット。男性優位の時代に慣習やジェンダーにとらわれない生き方を貫き、ココ・シャネルやジャン・コクトーら多くの芸術家にも愛された彼女の姿に迫る。

 フランスの田舎町で生まれ育ったコレットは、14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、それまでとは別世界のパリへと移り住む。ベル・エポックまっただ中の活気にあふれていた1890年代のパリ。コレットは夫とともに芸術家たちの集うサロンで享楽の世界に浸っていた。そんな中、コレットの才能にいち早く気が付いたウィリーは、自身のゴーストライターとして彼女に小説を書かせることに。その後、コレットが執筆した『クロディーヌ』シリーズは、社会現象を巻き起こすほどの一大ブームとなる。しかし、コレットは自分が作者であることを世間に認められない葛藤や、夫によるたび重なる浮気と抑圧に苦しめられる。彼女は、ありのままの自分でいるため、あらゆる困難と闘いながら、最後まで自分自身に正直であり続けようとする。

 主演を務めるイギリス出身の女優キーラは、知性と行動力を持ち合わせるエネルギッシュなコレットの19歳から34歳までを熱演。監督は『アリスのままで』のワッシュ・ウェストモアランドが務め、2005年に亡くなったリチャード・グラツァーと16年以上をかけて脚本を練り上げたというほど思い入れの強い意欲作となっている。

 公開された日本版ポスターには、「ココ・シャネルに愛され、オードリー・ヘプバーンを見出した、実在の小説家」というコピーとともに、エッフェル塔をバックにカンカン帽をかぶったキーラ扮するコレットの姿が写し出されている。

 映画『コレット』は5月17日より全国公開。

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