<アカデミー賞>実話ベースのロードムービー『グリーンブック』が作品賞

日本時間25日、第91回アカデミー賞授賞式がアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催され、ピーター・ファレリー監督が脚本にも参加している実話ベースのロードムービー『グリーンブック』が作品賞に輝いた。
【写真】映画の祭典「第91回アカデミー賞」<フォト集>
ゴールデン・グローブ賞でもミュージカル・コメディ-部門の作品賞に輝いた『グリーンブック』(3月1日より日本公開予定)。『メリーに首ったけ』など、コメディー映画を得意とするファレリー監督が、1960年代のアメリカを舞台に、人種差別のはびこる南部へ演奏旅行に行く黒人ジャズピアニストと、彼の運転手兼用心棒を務めるイタリア系男性の道中を描く。
育ちも性格も全く違うのに、どこか息の合った2人を演じるのは、用心棒トニー役のヴィゴ・モーテンセンと、天才ピアニストのドクター・シャーリー役マハーシャラ・アリだ。
<第91回アカデミー賞作品賞:候補一覧(★が受賞作品)>
■作品賞
★『グリーンブック』
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『女王陛下のお気に入り』
『ROMA/ローマ』
『アリー/ スター誕生』
『バイス』