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東山紀之×中島健人が初共演 現代舞台の『砂の器』3月放送決定

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フジテレビ開局60周年ドラマ『砂の器』に出演する(左から)柄本明、東山紀之、中島健人
フジテレビ開局60周年ドラマ『砂の器』に出演する(左から)柄本明、東山紀之、中島健人(C)フジテレビ

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 俳優の東山紀之が主演、Sexy Zoneの中島健人と柄本明が共演するフジテレビ開局60周年ドラマ『砂の器』が、フジテレビ系にて3月28日に放送されることが決まった。東山と中島は本作が初共演となる。

【写真】『砂の器』出演者フォトギャラリー

 本作は、1974年の映画化以降、たびたび映像化されてきた松本清張の同名小説を、現代を舞台に新しい解釈でドラマ化。鋭い観察眼を持つベテラン刑事・今西栄太郎(東山)と殺人犯で天才作曲家・和賀英良(中島)の攻防、そして和賀が幼い頃生き別れた父親・本浦千代吉(柄本)との複雑で切ない絆が描かれる。

 2018年、ハロウィン当日の渋谷。撲殺死体が発見され、捜査一課の刑事・今西が独自捜査に乗り出す。手がかりは被害者の東北訛(なま)りと、“カメダ”という言葉。それらを追跡していくと、新たな謎が浮上する。一方、天才作曲家の和賀は、周到かつ完璧な殺害後、協奏曲「宿命」の作曲に没頭していた。華やかな世界、約束された未来。しかし、運命の歯車は狂いだし、秘められた過去の秘密、父・千代吉との関係が暴かれそうになり…。

 殺人犯と対峙しながら、その境遇に想いを馳せ、感情移入していく刑事を演じる東山。「今西と犯人である和賀の育ってきた環境、培ってきたものがなんとなく似ている、同化している…という気がしていて、それを皆さんがどう感じていただけるのか、人生を考えさせられる清張先生ならではの“人間”を表現したいと思っています」と抱負を語る。

 原作の大ファンだという中島は「命をかけてこの役を生きようと思っています」と気合い十分。和賀を演じるにあたり「現代感を大切にしつつ、今までの作品の素晴らしさを引き継ぎたいです。うまく自分と『砂の器』の歴史を折衷させて、新しい和賀英良を作っていきたいと思っています」とコメント。崇拝している先輩と明かす東山からは、「“勝負しようぜ”と言われましたので、そこは僕も全力で挑ませていただきたいと思います」と決意をにじませた。

 また、和賀の父親・千代吉を演じる柄本は「今回は現代という時代に置き換えていますから、さまざまな動機も変わっているので、自分なりに感じ取ってやれればいいのではないかな、と思っています」と抱負を語っている。

 フジテレビ開局60周年ドラマ『砂の器』は、フジテレビ系にて3月28日19時57分放送。

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