藤原紀香は「なんでもやっちゃう、やり遂げる力がある人」脚本・末原拓馬と挑む国民的アニメ舞台化 その思いとは
国民的アニメ『まんが日本昔ばなし』が舞台化され、8月5日より上演される。本作に出演する藤原紀香と脚本・演出・音楽の末原拓馬に、舞台化に対する思いや楽しみなことを伺った。
【写真】立ち姿もかっこいい! 藤原紀香×末原拓馬、撮りおろしショット
■末原拓馬、藤原紀香は「なんでもやっちゃう、やり遂げる力がある人」
――上演する演目は4つほどに絞ったということですが、どのような基準で選んだんでしょうか。
末原:なんせ1400以上のタイトルがあったので、タイトルがすごく面白いもの、見たことがあるもの、知る人ぞ知るものなどを集めました。優しいお話、楽しいお話、考えさせられるお話、そしてちょっと怖いお話をいい感じに混ぜようと思って選んでいます。
藤原:日本人になじみ深いお話もたくさんありますね。
末原:あります。「これこれ!」という話が。
藤原:「なるほど。これを観せてくれるのね!」みたいな(笑)。
末原:暑い時期なので、ホラーでまとめようかとも一瞬思いましたがやめました。
藤原:この舞台がシリーズ化されて、全国の子どもたち、そしてご家族のもとへ届けられる作品になったら素敵ですね。
――まだ全貌(ぜんぼう)が見えていませんが、歌と踊りのある演劇なんでしょうか?
末原:そうですね。紀香さんにも歌っていただきます。誰もが知っている「坊やよい子だ」で始まるオープニング曲、「くまの子みていたかくれんぼ」で始まるエンディング曲は外せないと思いまして。あれはどの世代でも歌える歌だと思いますし、もっと流行るといいなと。舞台でも歌うことで、また多くの方になじみ深い曲になったらいいなと思っています。
藤原:改めてオープニング曲の「にっぽん昔ばなし」をじっくり聴いてみると、5番まであることに驚きました。さまざまな昔話が織り込まれていて、新たな発見がたくさんありました。
――作品について「笑って、泣いて、ちょっと怖い。」というコピーがついています。末原さんの作品とリンクするところもあると思いますが、挑むことへの思いはいかがでしょうか。
末原:童話って、15分の中に場面転換や登場人物の感情の動き、いろいろな人の気持ちが入っているのが驚異的なんです。そこを描いた時に、ご来場くださった皆さんが自分と照らし合わせたり、共鳴したり、何かを思い出せるものになったらいいなと。物語の中に色々な感情が入っていて、奇跡や魔法が起きる。現実とかけ離れているからこそ自由度が高くて、僕らが笑ったり泣いたり、怖がったり安心したりできる。僕が人生をかけてやっていることと非常に合致していると感じます。
――藤原さんが末原さんとご一緒する上で楽しみなこと、期待していることを教えてください。
藤原:普段から本当にしなやかで自由な発想をお持ちで、とても魅力的な方です。奇想天外なアイデアと、あふれるエネルギーをお持ちなので、しっかりご一緒するのは今回が初めてですが、とても楽しみにしています。
――末原さんがSNSで、藤原さんとお話しした際にお芝居以外でも共鳴する部分が多くて楽しかったと書かれていました。具体的にはお互いのどんな部分に共鳴したんでしょうか。
藤原:お互いにカンボジアでの子どもたちへの支援活動のお話などをして、とても共鳴する部分がありました。「いつか一緒に開発途上国で活動できたらいいですね」と、そんなお話もさせていただきました。(末原は)世界の色々な国に公演に行かれているので、そんなお話を聞きたいです。
末原:お話していると世界に対する視野が広がりました。想像通り、なんでもやっちゃう、やり遂げる力がある人なんだなと思いました。光の力でどんなところでも切り拓いて進んでいくんだなと。「生きる」ということを体現しているアーティストだと感じて、一緒に作品を創り上げるのが楽しみになりました。
――「なんでもやっちゃうやり遂げる力がある人」である藤原さんに、演出家として期待していることはありますか?
末原:すごくたくさんあります。紀香さんとお話した時に、自分の引き出しにないものでも平気で新しく作っていく人だなと。この作品がどんなものになるかまだわからないし、続けていきたいし。真剣に膝を突き合わせて、パートナーとしてインスピレーションをいただきながら楽しくやっていけそうだという期待があります。
――引き出しを自分で作っていくというお話があったように、藤原さんは変幻自在の俳優さんだと思います。今回の作品で表現したい・見せたい自分について、何か考えていますか?
藤原:「どう見せたい」ということよりも、この作品に求められているものを末原さんと丁寧に話し合いながら、一つひとつ突き詰めていきたいと思っています。この物語には、大切なメッセージやエッセンスがたくさん詰まっていますので、幅広い世代の皆さまの心に届く作品を、このカンパニーの皆さんと一緒に創り上げたいです。
末原:こちらとしても、紀香さんじゃないとできないことをやりたいという思いで選びました。楽しみにしていただきたいです。
■共演の村方乃々佳にメロメロのふたり「かわいい!」
【公演概要】
舞台『まんが日本昔ばなし』
8月5日~9日
■会場
CBGK シブゲキ!!
■脚本・演出・音楽
末原拓馬
■出演
藤原紀香
村方乃々佳
さひがしジュンペイ
末原拓馬
高橋倫平
わかばやしめぐみ
井俣太良
塩崎こうせい
坂本澪香
井上花恋
金井晶
小紫すず華
柴田華怜
高橋杏奈
中井理人
深谷柊太
松井茉里亞
ほか
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