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チャーリー・ハナム×ラミ・マレック『パピヨン』日本版ビジュアル解禁

映画

 脱獄映画の名作『パピヨン』(1973年)が、映画『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナム主演、『ボヘミアン・ラプソディ』で本年度アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックの共演でリメイクされ、6月21日より公開されることが決定。併せて日本版ビジュアルが公開された。

【写真】チャーリー・ハナム×ラミ・マレック共演『パピヨン』場面写真

 本作は、作家アンリ・シャリエールの壮絶な実体験を基に、終身刑囚“パピヨン”の13年に及ぶ命をかけた脱獄劇を描いた同名の世界的ベストセラー自伝小説が原作。1973年に映画『猿の惑星』のフランクリン・J・シャフナー監督と脚本家ダルトン・トランボのタッグで映画化され、パピヨン役のスティーヴ・マックイーンの鬼気迫る熱演とダスティン・ホフマン演じる偽札作りの天才ドガとの熱い友情が多くの共感を呼び、大ヒットを記録した。

 45年ぶりのリメイク版となる本作は、マイケル・ノアーが監督を務め、パピヨン役をチャーリー、ドガ役をラミが演じる。

 1931年のパリ。胸に蝶の刺青を入れていることから“パピヨン”と呼ばれた男は、無実の罪で終身刑を言い渡され、フランス領・南米ギアナの悪魔島に送られる。この島は脱出不可能な場所として知られ、囚人たちは過酷な強制労働を科せられていた。自由と希望を求めてあがくパピヨンは、志を同じくする紙幣偽造の天才ドガと出会い、やがて二人は奇妙な絆で結ばれてゆく…。

 公開となった日本版ビジュアルは、パピヨンとドガが並んだ1973年版のポスターにオマージュをささげながらも、よりスタイリッシュにアップデートされている。

 ドガ役には当初からマレックが候補のトップに挙がっていたが、多忙なスケジュールのせいで一時は出演が危ぶまれた。チャーリーは「僕にとってラミ以外の選択肢はなかった。彼がドガを演じるというアイデアに固執するようになり、いよいよラミの出演が不可能な状況になりそうになった時、彼に電話をかけ、“ブラザー、やり抜こう! この映画を俺たちで実現させるんだ! ”と言ったんだ。その時、僕らはお互いをよく知らなかったし、彼にとってはある種のプレッシャーだったと思う。でも、ありがたいことにラミは僕を受け入れてくれたんだ」と振り返る。

 ラミも「『パピヨン』は僕に強い影響を与えた作品だったので、この物語のリメイクは非常に刺激的になると感じたんだ。新たな解釈をするには、十分な時が経っている。僕はホフマンの解釈するルイ・ドガが好きだ。そして僕は、このキャラクターをもう少し尖らせ、脆さを抑えた。ドガを演じることは本当に楽しいことだった」と語っている。

 映画『パピヨン』は6月21日より全国公開。

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