スティング愛娘の鋭い眼光 『ジェントルメン』出演シーン解禁
関連 :
ガイ・リッチー監督の最新作で、ロンドンの暗黒街を舞台に、マリファナ王の引退宣言を機に勃発した跡目争いをスリリングに描くクライム・サスペンス『ジェントルメン』より、スティングの愛娘で女優のエリオット・サムナーが父親譲りの鋭い眼光を放つ本編映像が解禁された。
【動画】スティングの愛娘、エリオット・サムナーの鋭い眼光 『ジェントルメン』出演シーン解禁
ロンドンに緊急事態発生。長年にわたる大麻の大量栽培・販売で財を成した米国人ミッキーが引退するといううわさ。暗黒街では跡目を巡り、一筋縄ではいかないジェントルメン=一流のワルたちによるダーティーでスリリングな駆け引きが始まった―。
デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と『スナッチ』以来、晴れて地元ロンドンのクライム・ワールドに帰還したリッチー監督は、ひねりを効かせたプロットと粋で愉快なせりふの応酬を、緩急自在のギア・チェンジでスタイリッシュに演出。いち早く公開された諸外国では「ガイ・リッチーの歓迎すべき原点回帰」と評判を呼び、世界興収は1億ドルを突破した。
キャストにはミッキー役に『インターステラー』のマシュー・マコノヒーのほか、『キング・アーサー』のチャーリー・ハナム、『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディング、テレビシリーズ『ダウントン・アビー』のミシェル・ドッカリー、『トータル・リコール』のコリン・ファレル、そして『コードネーム U.N.C.L.E.』のヒュー・グラントが結集した。
解禁された本編映像は、レイ(チャーリー・ハナム)が家出中の貴族の娘ローラ(エリオット・サムナー)を説得し、友人らと麻薬に溺れていた郊外のマンションから両親の住む邸宅に連れ帰るシーン。去り際に「ここはクソだめ」と言い放つローラの冷たい表情が印象的だが、このキリっとした眉、そして鋭い眼光こそ、父親の元ポリスで「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」でおなじみのアーティスト、スティング譲りのもの。
スティングにはエリオットを含め6人の子どもがおり、エリオットの異母姉フューシャ、エリオットの6歳上のミッキーも女優としてさまざまな作品に参加。フューシャは『ウォルト・ディズニーの約束』(2013)にキャビンアテンダント役で、ミッキーは『フランシス・ハ』(2012)に主人公の親友役で出演している。
本作に出演したエリオットは女優だけでなく、モデルとしても注目を集めているが、ミュージシャンとしての才能も発揮し、ソロアルバムを2016年にリリースしている。
またガイ・リッチー監督×スティングといえば、監督の長編デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)で主人公エディの父親JDを演じ、観客に鮮烈な印象を残したのがスティングだった。今作でスティング父娘は親子2代での“ガイ・リッチー作品”出演を果たしたことになる。
映画『ジェントルメン』は、全国公開中。