天海祐希『緊急取調室』2年ぶり復活 速水もこみちらメンバー再集結

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女優の天海祐希が主演を務めるドラマ『緊急取調室』の第3シーズンが、4月からテレビ朝日系にてスタートすることが発表された。演じる真壁有希子のトレードマークとも言うべきショートカットにして撮影に臨む天海は「髪を切った姿を鏡で見ると、『真壁有希子をまた演じるんだな!』と実感します」と語っている。
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本作は、天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる姿を描く。2014年1月期に第1シーズン、2015年9月にスペシャルドラマ、2017年4月期に第2シーズンが放送され、今回が第3シーズンとなる。脚本の井上由美子をはじめ、田中哲司、でんでん、小日向文世、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二らが再集結する。
これまで法定化の一歩先を行き、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行ってきたキントリ・メンバー。第3シーズンでもこれまでと変わらず、“人と人との向き合い”に重点を置き、“深い人間力”を基盤にした泥臭い取り調べを展開。最新シーズンではとりわけ、被疑者にかかわらず、さまざまな立場の“油断ならぬ女たち”がキントリ・チームを翻弄する中、決死の覚悟で“事件の裏にある真実”を暴いていく。
2年ぶりの連ドラ主演となる天海は、「個人的にこれまでは出演ドラマの長期シリーズ化を避けてきたこともあって、第3シーズン目に突入するのは私にとって初めての体験なんです!」と明かし、「緊張や責任も感じますし、どうなるのかなぁ…という思いもありますが、また気心知れた共演者やスタッフの皆さんとご一緒できることが楽しみで仕方ありません」と期待を寄せる。
前作まで出演し、昨年亡くなった大杉漣さんについて話が及ぶと言葉を詰まらせ、「第3シーズンもとても楽しみにしてくださっていたので、『漣さんだったら、きっとこう言ってくれただろうな。こうされただろうな』と思うことを、きちんとやっていきたいと思います」と思いを明かす。
さらに「犯罪の形など時代とともに変化する部分もあるでしょうが、真壁有希子という人は本質的には変わってはいけないと思っています。また、時代が変わっても、悪い心や良い心は変わらず存在するもの。劇中の心理戦を楽しみながら、最後に正義が勝った瞬間にスカッとしていただければいいな、と思います」と本作の魅力を語った。
『緊急取調室』は、テレビ朝日系にて4月より毎週木曜21時放送。