坂口健太郎×吉田鋼太郎『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』公開決定
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俳優の坂口健太郎と吉田鋼太郎がダブル主演で親子役を演じる『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』が6月21日より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルと特報映像が解禁された。
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本作は、息子であることを隠して父とオンラインゲームをプレイする日々をつづったブログが原作。このブログ連載はたちまち人気を集め、累計アクセス数は1000万を突破、最終回がYahoo!ニュースで取り上げられるほど話題となった。書籍化や地上波でのドラマ化もされている。
今回の劇場版では、息子・岩本アキオ役を坂口、父・岩本暁役を吉田が演じるほか、アキオの会社の同僚・里美役に佐久間由衣、アキオの妹・美樹役に山本舞香、アキオの会社の先輩・吉井役に佐藤隆太、アキオの母親役に財前直見が決定。監督は野口照夫(実写パート)と 山本清史(ゲームパート)。
「この人が死んだとき、泣いたりするんだろうか」。自分が子供の頃から、何を考えているのか全く分からなかった父の背中を見て、心の中でそうつぶやくアキオ(坂口)。仕事一筋で単身赴任中だった父(吉田)が、突然会社を辞めて家に帰って来たのだ。一日中ボーっとテレビを見ている父を、母と妹も遠巻きに眺めている。父の本音を知りたい、そんな願いに突き動かされたアキオに、ある計画がひらめく。アキオの得意なオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXIV』の世界に父を誘導し、自分は正体を隠して、共に冒険に出るのだ。その名も<光のお父さん計画>。アキオは顔も本名も知らないゲーム仲間たちに協力を呼び掛け、励まされる。だが、この時のアキオは思いもしなかった。父に家族も知らない意外な顔があるとは─。
ポスターには、パソコンの画面をほほ笑みながら見つめるアキオと、対照的に険しい表情、慣れない様子でコントローラーを手にする暁の姿が。その2人を結ぶかのように、中央にはアキオがファイナルファンタジーXIV内で使用するキャラクター・マイディーに向かって、暁が使用するキャラクター・インディがひざまずこうとする姿が切り取られており、実世界とゲームの世界で全く違う2人の関係性を感じさせるビジュアルとなっている。
特報映像は「いつからだろう? 父との間に会話がなくなったのは…」というアキオの切ない言葉で始まり、暁の“堅物な父親像”や父と子のすれ違いが伝わってくる。その後、ファイナルファンタジーXIVの映像とともに、アキオの「“父を知るための秘密の”光のお父さん計画」が明かされる。最後は、暗い部屋で必死でテレビに向かって慣れない手つきでゲームをプレイする姿をアキオに見つかってしまう暁の気まずそうな表情。ゲームの世界で築かれたマイディーとインディの絆の一方、実世界でのアキオと暁の関係性は果たしてどうなるのか、今後の展開を期待させる映像となっている。
『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は6月21日より全国公開。