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小栗旬×星野源、映画初共演 昭和最大の未解決事件モチーフ『罪の声』映画化

映画

(左から)『罪の声』で映画初共演する小栗旬×星野源
(左から)『罪の声』で映画初共演する小栗旬×星野源(C)2020「罪の声」製作委員会

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 昭和最大の未解決事件「グリコ・森永事件」をモチーフにした塩田武士のミステリー小説『罪の声』が、俳優の小栗旬と星野源のダブル主演により映画化されることが決まった。2020年の公開を予定している。

【写真】『罪の声』フォトギャラリー

 『罪の声』は、フィクションでありながら作者の綿密な取材と着想を織り交ぜたリアリティある物語が話題を呼び、2016年「週刊文春」ミステリーベスト10で国内部門1位を獲得、第7回山田風太郎賞を受賞し、現在18万部を突破するベストセラーとなっている。実写化となる本作では、事件の謎を追う新聞記者を小栗が、幼少時に自分の知らないうちに事件に関わってしまった男を星野が、それぞれ演じる。監督は映画『いま、会いにゆきます。』『涙そうそう』の土井裕泰。

 平成も終わりを告げようとするとき、昭和最大の未解決事件に翻弄される2人の男がいた。新聞記者の阿久津英士(小栗)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる毎日を過ごしていた。そして30年以上前の事件の真相を追い求める中で、どうしても気になることがあった。なぜ犯人グループは、脅迫テープに男児の声を吹き込んだのか。

 京都でテーラーを営む曽根俊也(星野)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫し、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった。やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。

 「原作を読み終えたあと、開けてはいけないと言われている扉をあけてしまったような興奮と不安を持ったことを覚えています」という小栗。「この作品を映画化するのか、これは覚悟のいることだなと思いましたが、制作チームにお会いし、皆さんの揺るぎない覚悟を伺って、その覚悟の一員にさせてもらうことを決意しました」と話す。

 星野は「3年前、とある作品の撮影中にプロデューサーの那須田(淳)さんと雑談していた時。この作品のストーリーを聞き、その発想と恐ろしさに激しく鳥肌が立ったのを今でも覚えています。『この役を源ちゃんでイメージしているんだ』と言って頂いた時から長い年月を経て、その役・曽根俊也を演じられることを感慨深く、嬉しく思います」としている。

 今回の映画化に、原作者の塩田は「映像化は容易ではない、と考える自分がいるのは事実だ。しかし、阿久津英士役に小栗旬さん、曽根俊也役に星野源さんと伺ったとき、自分のイメージを超える配役だと膝を打った」とした上で、「この映画は総力戦になる、という予感がある。また、そうでなければ戦後最大の未解決事件に立ち向かえはしない。新しい時代を迎える日本で、映画が持つ大きな力を信じて、大作の完成を待ちたい」と期待を寄せている。

 映画『罪の声』は2020年全国公開。

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