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“令和も失敗しないので”米倉涼子『ドクターX』第6シリーズ、10月スタート

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テレビ朝日開局60周年記念『ドクターX~外科医・大門未知子~』より
テレビ朝日開局60周年記念『ドクターX~外科医・大門未知子~』より(C)テレビ朝日

 女優の米倉涼子が異色・孤高・反骨の天才外科医を演じる人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の第6シリーズが、10月からテレビ朝日開局60周年記念番組として毎週木曜21時に放送されることが決まった。2年ぶりのシリーズ復活となる。

【写真】大門未知子役を演じる米倉涼子

 本作は、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの外科医・大門未知子(米倉)が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、手術や治療を成し遂げるため一切の妥協を許さず突き進む姿を描く医療ドラマ。2012年の第1シリーズは平均視聴率19.1%をマーク、13年の第2シリーズから17年の第5シリーズまではすべて平均視聴率20%以上を叩き出し、橋田賞や向田邦子賞などを受賞した。

 第5シリーズのラストでは、未知子が後腹膜肉腫で余命3ヵ月と診断されたものの奇跡の生還を遂げ、昨年放送のスピンオフドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』では、キューバで元気に過ごしている姿を見せた。第6シリーズでは、そんな未知子が日本に帰国、日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に再び活躍する。

 未知子が所属する「神原名医紹介所」の仲間の城之内博美を演じる内田有紀や神原晶役の岸部一徳をはじめ、縦社会の医局で“御意軍団”を形成する外科医たちの海老名敬役・遠藤憲一や加地秀樹役・勝村政信、原守役・鈴木浩介、さらに前作ラストで収賄疑惑をかけられ東京地検特捜部に逮捕された「東帝大」院長・蛭間重勝を演じる西田敏行ら、常連メンバーも再結集している。

 2019年、令和の時代を迎え、東帝大学病院はかつてないほどの大赤字に見舞われていた。そんな倒産寸前の“白い巨塔”にやってきたのは、「ハゲタカ」の異名を持つ投資家のニコラス・丹下。世界でも指折りの企業再生のプロである丹下が打ち出す再生プランとともに、東帝大学病院は経営再建の道を歩み始めることになり、リストラやコストカットという現実にも直面。命のやりとりをする医療現場は、ビジネス最優先となり、ますます政治と権力争いの場へと変貌を遂げていく。そんな中、丹下に呼ばれて東帝大学病院にやってきた大門未知子。新たな権力争いが激化する“白い巨塔”で、またも孤高の戦いに挑むことになる。

 今年、“女優宣言”から20年の節目の年を迎える米倉は、この2年間、月に20回くらいは「『ドクターX』やらないの?」と聞かれていたといい、「私自身もそろそろ(『ドクターX』のメンバー)みんなと会いたいなって思っていたので、うれしいです!」とシリーズ復活を喜ぶ。「最近では街中などでも、『米倉涼子だ』と言われるよりも『大門未知子だ』と言われることのほうが多くなりました」と話し、「ちょっと緊張していますが、自由で力強い大門未知子で帰ってきたいと思います。『令和も私、失敗しないので!』」と、決めぜりふで意気込みを見せている。

 また、シリーズ復活に先駆け、勝村主演のスピンオフドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』の第4シリーズが、今秋、2時間のスペシャルドラマとして日曜のゴールデン帯で放送されることも発表された。

 ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(第6シリーズ)は、テレビ朝日系にて10月より毎週木曜21時放送。

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