本物の機体を役者自らが操縦…ロシア発大ヒット戦車アクション『T‐34』公開
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本国でNo.1メガヒットを記録したロシアの戦車アクション映画『T‐34(原題)』が、邦題を『T‐34 レジェンド・オブ・ウォー』として、10月25日より日本公開されることが決定。ダイナミックなティザービジュアルと特報映像も解禁された。
【写真】本作VFXチームが手がけた映画『バーフバリ 王の凱旋』フォトギャラリー
本作は、第67回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画『太陽に灼かれて』の監督ニキータ・ミハルコフが製作し、本国ではロシア映画史上最高のオープニング成績を記録。最終興行収入40億円超え、800万人動員(※MARS MEDIAの公式リリースによる)という数字を叩き出し、2019年のロシアNo.1となっている。
迫力の映像を実現するため、インド映画『バーフバリ 王の凱旋』のVFXを手がけたFilm Direction FXを筆頭に、ロシア最先端の映像技術が結集。加えて、登場するソ連軍の戦車“T‐34”はすべて実機を役者自らが操縦しており、本物の戦車内の様子を臨場感たっぷりに映し出す。
第2次大戦下、ソ連の新米士官イヴシュキンは初出撃した前線で惜しくも戦いに敗れ、ナチス・ドイツ軍の捕虜となってしまう。戦車の指揮官だと発覚したイヴシュキンは、ナチスの戦車戦演習のため、ソ連の最強戦車T‐34の操縦を命令される。イヴシュキンは、同じ捕虜の仲間3人と隊を組み、T‐34の整備と演習を準備。しかし、その演習ではたった6発の砲弾しか持たず、ナチスの戦車軍からひたすら逃げ惑うことしかできない。しかし、イヴシュキンは仲間、そして収容所で出会った愛する人のため、あまりにも無謀な脱出計画を実行に移す。果たして、決死の作戦は成功するのか。
特報映像は、真剣な表情のイヴシュキンが「脱走する」と、仲間に自らの決意を明かす場面を皮切りに、砲弾を受けて次々に爆発する戦車、T‐34に踏みにじられて吹き飛ぶドイツ車の姿を活写。「撃て!」という命令とともに放たれた砲弾が、路面を反射した後で相手の戦車底部に命中し、大爆発を起こす場面で、映像は幕を閉じている。
併せて公開されたティザービジュアルは、ソ連のT‐34とナチスのパンター、2台の戦車が接近し、互いに主砲を向け、今まさに砲弾を発射しようとしている様を上空から捉えたもの。「宿敵を、撃て。」というキーフレーズも用いられ、ドラマティックな展開を予感させるデザインとなっている。
映画『T‐34 レジェンド・オブ・ウォー』は10月25日より全国公開。