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大森南朋主演『サイン』に西田敏行が特別出演 森川葵ら追加キャスト発表

エンタメ

 俳優の大森南朋が主演を務める7月スタートのドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)に、俳優の西田敏行が特別出演することが発表された。ドラマの舞台となる架空の国家機関「日本法医学研究院」の院長・兵藤邦昭役を演じる。

【写真】『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』フォトギャラリー

 韓国の大ヒットドラマ『サイン』(2011)を原作とする本作は、遺体から“真実”をあぶり出す法医学者たちと、不都合な“事実”を隠ぺいしようとする巨大権力の熾烈な攻防戦を描く法医学サスペンス。

 西田が演じる兵藤は、大森が演じる主人公・柚木貴志の恩人かつ育ての親であり、日本法医学界の良心ともいうべき崇高な志と優しい心を持つ人物。同じ放送枠で10月からシリーズ再開する人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』では、筋金入りの権力欲を原動力に、何度失脚しようとも大学病院院長の座に返り咲く蛭間重勝を演じてきた西田が、本作では真逆の役柄を演じることになる。

 西田は今回の役どころについて「兵藤は法医学者として真摯(しんし)に、死者のご遺体の声なき声に耳を傾ける男。私もその志を心に秘めて、最後までまい進したいと思います」と意欲をにじませた。また、映画『アウトレイジ 最終章』(2017)をはじめ、これまで幾度も共演してきた大森について、「あんなに優しい顔の大森南朋を見たのは初めてです。以前共演したときは、劇中で私のことをマシンガンで撃とうとしましたからね(笑)。そういった意味でも、穏やかな気持ちで撮影に臨めて幸せでしたし、大変気持ちよく撮影初日を迎えることができました」と感無量の様子。

 一方、大森も「以前共演させていただいた作品では敵対した役柄で、あまり目が合うお芝居がなかったのですが、今回は師弟関係ということで、がっつり憧れの西田敏行さんに受け止めていただいております。最高にうれしい日々です。また、撮影合間には他愛のない話を西田さんとさせていただいている…それが幸せです」と、敬愛する大先輩との共演を喜んでいる。

 このほかの追加キャストとして、木下ほうかが権力の手先となる“悪の化身”のような議員秘書・佐々岡充役、利重剛が人間味あふれる捜査一課長・下山益男役、森川葵が謎の女・島崎楓役で出演することも発表された。

 また、第1話で起こる国民的歌手の死亡事件において、大きな鍵を握る第一発見者・宮島清花役で柳美稀、国民的歌手・北見永士役で横山涼が出演するほか、「日本法医学研究院」の愉快なメンバーとして、佐津川愛美、小久保寿人、吉田ウーロン太、さらに怪しい動きを見せる国立大学の法医学准教授役で淵上泰史、国民的歌手の所属事務所社長役で猪野学も登場する。

 ドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』は、テレビ朝日系にて7月11日より毎週木曜21時放送。

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