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菅田将暉×仲野太賀×YOSHIが疾走! 『タロウのバカ』本予告解禁

映画

『タロウのバカ』メインビジュアル

『タロウのバカ』メインビジュアル(C)2019映画「タロウのバカ」製作委員会

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 モデルのYOSHIが映画初主演を務める大森立嗣監督の最新作『タロウのバカ』より、YOSHI、菅田将暉、仲野太賀の演じる3人の少年が暴走していく衝撃的なカットが連なる本予告が解禁された。

【写真】『タロウのバカ』菅田将暉、仲野太賀の劇中姿&追加キャスト

 本予告には、YOSHI、菅田、仲野が演じる、タロウ、エージ、スギオの3人の少年が、10代という一瞬にも永遠にも感じる特殊な時間をもがきながら疾走する姿が映し出されている。タロウ(YOSHI)は生まれてから一度も学校に通ったことがない。母親の恵子(豊田エリー)は滅多に自宅のマンションに帰ってこなく、いつもひとりぼっちのタロウは都心と郊外の中間にぽっかりと空いたような川沿いの町を野生動物のようにうろついている。

 そんなタロウに高校生のエージ(菅田)とスギオ(仲野)という仲間ができ、タロウの人生が動き始める。エージは柔道のスポーツ推薦で今の高校に進学したが、膝を壊して周囲の期待を裏切り、柔道部の顧問の教師から「社会のすみっこで生きてけ!」と罵られている。将来のことがどうでもよくなり自暴自棄になっていくエージ。ごく普通の中流家庭で育ったスギオは、同級生の洋子(植田紗々)に一方的に思いを寄せている。ただ、彼女から相手にされず、自身のふがいなさにもいら立ち、もがいている。ネットで出会った男たちに体を売っている洋子に対して「売りなんか やめろよ!」と怒声を浴びせる場面も。

 そんな、社会からはじきだされた3人の少年は、偶然にも一丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに、それまで目を背けていた厳しい現実と向き合うことに。予告編の終盤、「生と死の狭間を駆け抜ける 純粋で過激な問題作」のテロップとともに、3人が暴走していく衝撃的なカットが連なっていく。タロウは女性に拳銃をつかませ、「撃てよ!撃てよ!」とわめきちらし、エージは金属棒で何者かを思い切り、殴りつけている。しかし、どんなに過酷な試練が待ち受けても、3人でいる時だけは笑顔でいられ、心が解放され、自由でいることができた。

 予告編に流れるパワフルで異様な楽曲は、インドの弦楽器シタールで演奏された、音楽家・大友良英による劇伴。

 メインビジュアルには、第1弾ティザービジュアルの覆面を外した3人の姿が写し出されている。タロウの手には拳銃、エージは金属棒を振り上げていて、ただならぬ緊張感と何かが起こりそうな空気感をまとうビジュアルとなっている。

 映画『タロウのバカ』は9月6日より全国公開。

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