成田凌主演×周防正行監督作『カツベン!』、追加キャストに池松壮亮&山本耕史

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俳優の成田凌が主演を務め、黒島結菜がヒロインを演じる、周防正行監督の最新映画『カツベン!』より、追加キャストとして池松壮亮、山本耕史、成河、酒井美紀の出演が発表された。
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本作は、今からおよそ100年前を舞台に、活動弁士を夢見る青年(成田)が、とある小さな町の映画館に流れついたことからすべてが始まるノンストップエンターテインメント。超満員の映画館、隣町のライバル映画館、再会を果たした初恋相手、大金を狙う泥棒、ニセ活動弁士を追う警察までをも巻き込み、やがて事態は誰もが予想もしなかった方向へと展開する。キャストには成田と黒島のほか、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊、さらに周防監督作品ではお馴染みの竹中直人、渡辺えり、小日向文世も名を連ねる。
池松は、映画黎明期を支えた実在の映画監督、二川文太郎を演じ、山本は、日本映画の礎を築いた“映画の父”として知られる牧野省三を演じる。加えて、ミュージカル俳優として活躍している成河が技師の浜本を、酒井はヒロイン梅子の母親をそれぞれ務めることも発表された。
若き活動写真監督を演じる池松は「活動弁士が題材の映画と聞き、とても面白いなと思いました。日本にしか無かった文化だと知り更に興味を覚えました。実在の人物の役ですが、映画を純粋に繋いでくれた先人達には無条件の尊敬があります。周防監督のもと、職人気質なスタッフに囲まれて、ほんの数日間でしたが良い時間を過ごす事が出来ました」と思いを語った。
周防作品は映画『それでもボクはやってない』以来12年ぶりの参加となる山本は「監督の現場は相変わらず穏やかで、ひとりの役者として撮影に参加しているのがとても楽しい現場でした。日本映画の父と呼ばれる牧野省三役を演じさせていただきましたが、当時の映画人が持っていた勢いをみなさんに感じていただければと思います」と意気込んだ。
映画『カツベン!』は12月13日より全国公開。