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有楽町スバル座“最後の洋画ロードショー”作品『マイ・エンジェル』が公開

映画

『マイ・エンジェル』場面写真
『マイ・エンジェル』場面写真(C) 2018 WINDY PRODUCTION - MOANA FILMS - MARS FILMS LYNK HOLDINGS LIMITED - MY UNITY PRODUCTION

 2018年カンヌ国際映画祭「ある視点部門」正式出品作品『マイ・エンジェル』が、8月10日より有楽町スバル座“最後の洋画ロードショー”作品として公開される。

【写真】『マイ・エンジェル』フォトギャラリー

 昭和21年12月にスバル興業が≪本邦初のロードショー劇場≫としてオープンした“スバル座(旧劇場)”は、戦争中は厳しく禁じられていた外国映画を含め、新しい文化にいち早く触れたいという映画ファンを集め大盛況となり、その後の業界をリードした。

 これまで話題の洋・邦画を上映して来た有楽町スバル座は、施設の老朽化等の理由から、今年10月、現在の有楽町ビル2階に再開館以来53年(旧劇場開館以来73年)の歴史に幕を下ろす。

 歴代興行収入ベスト1の『シャイン』(1997)をはじめ、かつては『ブリキの太鼓』など大人向けの文芸作品やアート系の映画を上映する映画館としても知られた同劇場。当時の入場料金が安かったため、トップ10入りはしていないが、動員数では『イージー・ライダー』(1970)が『シャイン』より7万7000人多い動員を記録している。

 その有楽町スバル座が最後にロードショーする洋画は、オスカー女優マリオン・コティヤールが、異例と言うべき新人女性監督とのコラボレーションに挑んだフランス映画『マイ・エンジェル』。我が子を想いながらも、愛し方の分からない“母親”という難役をマリオンが渾身の役作りで体現する。さらに注目は、厳しい現実を生きる少女を演じ過酷な世界を生き抜く強さを表現してみせた小さな主演女優エイリーヌ・アクソイ=エテックス。マリオンはエイリーヌについて「彼女は賢くてアーティストの魂を持ったとても魅力的な女の子なのです」と絶賛している。

■有楽町スバル座 歴代興行収入TOP10
(昭和41年4月開館以来現在まで)

1位:『シャイン』
2位:『アトランティス』
3位:『ケンタッキー・フライド・ムービー』
4位:『午後の遺言状』
5位:『もののけ姫』
6位:『スヌーピーとチャーリー』
7位:『アメリカン・グラフィティ』
8位:『ダウンタウン物語』
9位:『ブリキの太鼓』
10位:『ダウン・バイ・ロー』

 映画『マイ・エンジェル』は8月10日より全国順次公開。

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