日向坂46、過去最大規模2万人を前に“ひらがな”時代も継ぐ全19曲を熱唱
続いて、佐々木久美の「皆さんお待ちかねのあの曲を初披露しちゃいます」の一言から、どしゃぶりの天気雨の中で誰かに電話をかける小坂菜緒の映像がスタート。VTRが終わり披露されたのは10月発売の3rdシングル「こんなに好きになっちゃっていいの?」で、歌い終えたのち、センターを務める小坂は「私たちの新しい一面がみられるすてきな曲になっているので、皆さんぜひぜひよろしくお願いします」と客席へ伝えた。
そして、佐々木久美が「ラストスパートだけど声出していけますか!」と鼓舞したのをきっかけにライブは終盤戦へ。サブステージに黒いキツネのお面を被ったダンサーたちが現れ、和太鼓や尺八の音色が耳に残るお囃子(はやし)に続いて披露されたのは、曲中のキラーフレーズを客席も大合唱していた「キツネ」。
そこから流れるように代表曲の一つである1stシングル「キュン」へと続き、グループの空気感を象徴する「ハッピーオーラ」ではトロッコに乗ったメンバーが客席へ向かってボールを投げ、上村、金村、丹生、松田好花が間奏でファンたちを鼓舞。「NO WAR in the future」「JOYFUL LOVE」を歌い上げ、本編を終えた。
その後、客席にしばしの「日向坂46!」のコールが響いたあと、再びステージに戻ったメンバーはアンコールとして「誰よりも高く跳べ!」「半分の記憶」を披露。
来年放送のドラマやカレー飲食チェーン・CoCo壱番屋とのコラボレーション決定などのお知らせを挟み、昨年12月に日本武道館で開催された「ひらがなクリスマス」が今年も行われることが発表されると客席からは歓声が上がった。前回はお披露目としてトークのみの参加であった上村は「楽しみすぎて、(手にしていた)ペンライトが付いちゃいました」と独特な感性で喜びを表現していた。
そこからこの日最後の曲となった「約束の卵」が披露され終演。曲の終盤では、水色のシャボン玉に包まれたステージでそれぞれがグループの絆を表す“ヒ”の文字を指で作りながら重なり、横一列で手を握り合ったメンバーたちは、横一列になり満員の会場へ「ありがとうございました」と伝え、ステージを後にした。
日向坂46「3rdシングル発売記念ワンマンライブ」セットリストは以下の通り。
M1「ドレミソラシド」
M2「ひらがなで恋したい」
M3「ときめき草」
M4「期待していない自分」
M5「抱きしめてやる」
M6「My god」
M7「やさしさが邪魔をする」
M8「Cage」
M9「Dash&Rush」
M10「君に話しておきたいこと」
M11「こんなに好きになっちゃっていいの?」
M12「キツネ」
M13「キュン」
M14「ハッピーオーラ」
M15「NOW WAR in the future」
M16「JOYFUL LOVE」
EN1「誰よりも高く跳べ!」
EN2「半分の記憶」
EN3「約束の卵」