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日向坂46、過去最大規模2万人を前に“ひらがな”時代も継ぐ全19曲を熱唱

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日向坂46「3rdシングル発売記念ワンマンライブ」
日向坂46「3rdシングル発売記念ワンマンライブ」

 日向坂46が26日、自身初のさいたまスーパーアリーナ公演となる「3rdシングル発売記念ワンマンライブ」を開催した。2月にけやき坂46からの改名を経て約半年、10月発売の3rdシングル「こんなに好きになっちゃっていいの?」リリースを記念したグループ史上最大規模の公演では2万人のファンが詰めかけた会場で、全19曲を披露。キャプテンの佐々木久美は「今日はすべてを出し切ることがましたが、これからも自分たちの坂を昇り続けます」と未来への決意を示した。

【写真】日向坂46、初披露「こんなに好きになっちゃっていいの?」ほか全19曲をパフォーマンス

 改名を境にして、3月に横浜アリーナで「デビューカウントダウンライブ」を開催。そこから、相次ぐシングルのリリースや単独ライブ、フェスへの出演などでパフォーマンスを磨いてきた日向坂46。開演前、注意事項を告げる“影ナレ”に、会場の所在地である埼玉県出身の金村美玖、丹生明里、渡邉美穂が登場すると場内には大歓声が起こり、「さいたまスーパーアリーナ、行くぞ!」とメンバーが鼓舞、客席の声はさらにボルテージを増した。

 やがて開演を告げる「Overture」が流れると、場内はグループのイメージカラーでもある水色の光の海に。1曲目のキラーチューン「ドレミソラシド」へ続くと、客席では印象的な振り付けをマネするファンの姿が目立ち、曲の途中では、ステージの頭上にあったカメラが彼女たちの持ち味である“フォーメーションダンス”をスクリーンに映し出していた。

 続いた“ひらがなけやき”ことけやき坂46時代から歌い継がれる「ひらがなで恋したい」では、ステージの両端からそれぞれのメンバーがトロッコへ移動。客席の外周を進みながらファンへと近づき、メインステージへ戻ったあと、曲の終盤で齊藤京子と佐々木美玲が抱きつくシーンがスクリーンに投影されると、客席からは大きな歓声が上がった。

 MCでは、佐々木久美が「さいたまスーパーアリーナに日向坂46がやってきました」と客席を鼓舞。パフォーマンスは続き、花道を歩いてサブステージへたどり着いたメンバーたちは「ときめき草」と「期待していない自分」を披露。再びメインステージへ戻り「抱きしめてやる」を歌い上げた。

 そして、ステージに残った9人のメンバーがトークを展開。会場の所在地である埼玉県に話が及び、地元出身の渡邉は「ウチらの血が騒ぐんです。いつも暴れているけど、今日は増し増しです!」とテンションを高め、他県の山口県出身ながら河田陽菜が「熊谷市はいつも最高気温の記録を更新するよね」と話すと、メンバーからはファンの愛称“おひさま”にちなみ「おひさまと関係がある」と感心する声が上がった。

 ライブも中盤になり、ユニット曲のブロックでは加藤史帆や高本彩花、東村芽依らの8人による「My god」に続いて、加藤、渡邉、最年少の上村ひなのが「やさしさが邪魔をする」を披露。金村、河田、丹生、東村芽依が歌い上げた「Cage」ではメンバーが銀色の鳥カゴに囲まれながら登場し、攻撃的なダンスナンバー「Dash&Rush」では、冒頭で富田鈴花のラップパートが冴え渡った。

 その後、全員での「君に話しておきたいこと」が披露され、MCになると加藤の提案によりファンの知識を試す「おひさまクイズ」を展開。齊藤がコメントの一部に“ば行”の言葉を入れる自身の特技は何かという問いを。「“バビ語”だと思う人はサイリウムを水色にしてください。ピンクは“べみほ”(渡邉の愛称)で」と促したが、限られた時間ながらも間が空いたことにメンバーが「きょんこが締め切らないといつまでも時間かっかちゃうよ」とツッコみ、齊藤が「締め切らない」と笑顔でいなす一幕もあった。

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