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アンジュルム・勝田里奈が卒業 和田彩花・福田花音らOGも見守る中で大団円

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パシフィコ横浜で行われたアンジュルム・勝田里奈の卒業公演の模様
パシフィコ横浜で行われたアンジュルム・勝田里奈の卒業公演の模様

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 ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムが25日、パシフィコ横浜でコンサート『アンジュルム 2019秋 Next Page 〜勝田里奈卒業スペシャル〜』を開催。約10年間にわたり活動したメンバー・勝田里奈のグループ最後のステージを4000人のファンが見届けた。また、会場にはグループのOGメンバー・和田彩花、福田花音、前田憂佳、田村芽実もかけつけた。

【写真】10年間のアイドル活動に終止符!勝田里奈卒業公演の模様

 開演前、勝田の愛称「りなぷー」コールが響き、メンバーカラーのオレンジ色のサイリウムで染まった会場。場内が暗転し、メンバー紹介のオープニング映像で勝田の名前が挙がると、客席の歓声がさらに大きくなり拍手が巻き起こった。

 映像が終わった直後、上中下段に分かれたステージの最上段にスポットがあたると、黒を基調としたセクシーな衣装のメンバーたちが登場。ステージの各所を使っていた1曲目のダンサブルなナンバー「いとし いとしと Say My Heart」では、イントロで勝田の笑みをスクリーン上にクローズアップ。そこから、一体感が印象強い「次々続々」や、情熱的で激しい「赤いイヤホン」、レーザビームで会場が鮮やかに照らされた「泣けないぜ・・・共感詐欺」を続けざまに披露した。

 MCでは、6月に卒業した和田彩花からリーダーを引き継いだ竹内朱莉が、客席や、ライブ・ビューイングで鑑賞する映画館の観客に向けて挨拶。この日、7月に加入した新メンバー・橋迫鈴も参加し、「鈴ちゃんを加えた12人体制での最後のパフォーマンスとなるので、ぜひ盛り上げてください」と呼びかけた。

 そして、竹内が挨拶をし終わると、数珠つなぎの流れで「人生、すなわちパンタ・レイ」がスタート。イントロにある台詞を本来とは異なる勝田が担当すると客席には驚きと喜びの声が交錯し、続けざまにライブの定番曲である「恋はアッチャアッチャ」や「タデ食う虫もLike it!」を披露。続いた「恋ならとっくに始まっている」では、始まりのセリフをふたたび勝田が担当して盛り上げた。

 その後、勝田、竹内、サブリーダー・中西香菜の二期メンバーだけでトーク。竹内が「色々な事件もあったし、りなぷーも最後だからこそ言えることを話そう」と促すと、中西は「部屋の鍵を閉めて、マネージャーさんを閉じ込めた」とエピソードを告白。竹内も「楽屋へマネージャーさんが来て『ライブの反省点を話し合ってから伝えて』と言われたけど、正直『え、でもめんどくさくね?』と放置したまま来ちゃったね」と思い出話を語り、自分たちは「悪ガキだった」と振り返った。勝田は「意外と鈴ちゃんもブラックさが垣間見えるときがあるので、期待してる(笑)」と新メンバーへの思わぬ願いを口にし、会場の笑いを誘った。

続けて、シャッフルされたメンバーたちで、「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」「好きよ、純情反抗期。」などスマイレージ時代の曲を含めたメドレーを披露。勝田ら二期メンバーだけで「旅立ちの春が来た」を歌うと、銀テープが会場に放たれ、大歓声に包まれた。

 全員でのパフォーマンスに戻ったグループは、人それぞれの岐路を思わせる一曲「交差点」を披露。竹内が自分のパートで涙ぐんだ瞬間がスクリーンへ映ったのを皮切りに、曲中ではメンバーの涙が目立ち、最後、全員で寄り添いながら歌い上げると、客席にはメンバーに向けた温かな拍手が響いていた。

 スマイレージ時代の曲である「新しい私になれ!」ではイントロの始まりと共に驚きの声も目立ち、ライブの人気曲「大器晩成」では定番の大合唱が起こり、曲の最後にはステージ前方から爆音とスモークが炊かれフィニッシュ。サビの印象的な振り付けで会場全体が一体となる「46億年LOVE」で本編は終了し、会場はいったんの落ち着きを取り戻した。

 オレンジのサイリウムに照らされた客席からの「りなぷー」コールを受けたアンコールで登場したのは、この日の主役である勝田の1人のみ。11月発売の最新シングルに収録されるソロ曲「とっておきのオシャレをして」の最初で最後のパフォーマンスをみせた。卒業についての挨拶をした勝田は「6月の発表から間がなく、何を伝えようか迷っていました」と前置きしながら「みなさん、アンジュルムに出会って下さり、本当にありがとうございます」とファンに感謝。

 さらに、メンバーにも「スマイレージの加入当時からしばらくはずっと後輩だったのに、アンジュルムに改名してからはいつの間にかたくさんのかわいい後輩のみんなと過ごすようになって。プライベートでもお仕事でも、たくさんの思い出を作れたしみんなには本当に、感謝しかありません」と思いを伝えた。

 残る11人で新曲「私を創るのは私」を披露すると、メンバーから勝田へ言葉が送られた。同期として「初めて会ったのは加入前、合宿審査で二人部屋になったときだったよね」と思い出を振り返った中西は、トーク中に涙ぐんでしまい、「笑顔でこっち見ないで」と勝田へ背を向ける場面も。

 最後に話し始めた竹内は「エッグ時代も二人で歌う曲があったし、りなぷーが何なら一番一緒に過ごしてきたかも」と振り返りながら、本番直前の日に、つんく♂にもLINEで「どうして私たち、二人でいることが多かったんですか?」と質問すると、「二人だったからこそ意味があった」と返信があったことを明かした。

 最後は、結束力の強さを思わせる『友よ』を熱唱。約2時間半、全23曲を全力でパフォーマンスし、最後のステージを跡にした。

  勝田は、2009年にハロプロエッグへ加入。2011年にスマイレージの二期メンバーとして、竹内と中西、2016年5月末に卒業した田村芽実と加入し、同年9月28日発売の7thシングル『タチアガール』から参加。グループは、2014年にスマイレージからアンジュルムに改名。パフォーマンスは“省エネ”と称されながらも愛され、近年は女性ファッション誌『mina』の連載などソロでも活躍の幅を拡げていた。今後も、ファッション業を中心に芸能活動を続けていくという。

『アンジュルム 2019秋 Next Page 〜勝田里奈卒業スペシャル〜』セットリスト

1 いとし いとしと Say My Heart
2 次々続々
3 赤いイヤホン
4 泣けないぜ・・・共感詐欺
5 人生、すなわちパンタ・レイ
6 恋はアッチャアッチャ
7 タデ食う虫もLike it!
8 恋ならとっくに始まってる
9 プリーズ ミニスカ ポストウーマン!(中西・上國料・笠原・川村・橋迫)
10 鏡の国のひねくれクイーン(中西・上國料・笠原・川村・橋迫)
11 チョトマテクダサイ!(竹内・室田・太田・伊勢)
12 フラグをぶっ壊せ!(竹内・室田・太田・伊勢)
13 好きよ、純情反抗期。(勝田・佐々木・船木)
14 今夜もステキに落ち着けない(勝田・佐々木・船木)
15 旅立ちの春が来た(竹内・中西・勝田)
16 交差点
17 Uraha=Lover
18 新しい私になれ!
19 大器晩成
20 46億年LOVE
~アンコール~
21 とっておきのオシャレをして(勝田ソロ・卒業ソング)
  ※先行配信中。11月20日発売の最新シングルに収録
22 私を創るのは私 ※11月20日発売の最新シングルに収録
23 友よ

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