まるで昼ドラ! アンジーVSミシェル・ファイファーの“悪女対決”に注目『マレフィセント2』

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女優のアンジェリーナ・ジョリーが美しきヴィランとして主演を務め、『眠れる森の美女』に隠された呪いの秘密を描いた映画『マレフィセント』(2014)。10月18日より公開される続編『マレフィセント2』では、アンジェリーナ演じるマレフィセントが、ベテラン女優のミシェル・ファイファー扮するイングリス王妃と昼ドラさながらの悪女対決を繰り広げる。
【写真】ミシェル・ファイファー扮する“悪女”イングリス王妃
イングリス王妃はオーロラ姫(エル・ファニング)にプロポーズするフィリップ王子の母親。オーロラ姫にとっては義母となる存在だが、ある理由からマレフィセントのことを嫌っており、わざと挑発してマレフィセントを怒らようとするなど裏の顔を持つ悪女だ。
ミシェルはイングリス王妃について「ヴィランを演じるのはいつだって楽しいわ」とコメント。ただの悪女にとどまらず誰もが共感できるキャラクターを目指したそうで「難しかったのは悪女のイングリス王妃に人間味を持たせることだった。単純に邪悪なだけの存在として演じることもできたけれど、私の好きなヴィランはみんな共感できる部分があるの。彼女は人生の中で多くの男たちから傷つけられ裏切られてきた過去がある。だからこそ目的を成し遂げるためにまっすぐで、そんな彼女を止められるものは何一つないのよ」と演技に込めた想いを明かしている。
そんなイングリス王妃がマレフィセントとオーロラ姫を晩餐会に招待し、お互いを鋭い視線でにらみつけながら、恐ろしいほど冷たい口調で“女のバトル”を繰り広げるシーンは、まるで昼ドラのような迫力。マレフィセントに匹敵するレベルの悪女であるイングリス王妃についてアンジェリーナも「イングリスは闇の道を選んでいるけれど、良心の呵責は一切ないわ(笑)」と語り、「それにミシェルの演技が素晴らしいの。嬉しそうに悪事に手を染める冷酷さと、美しい優雅さ両方を持ち合わせた演技は誰にでもできることじゃないわ」とミシェルの演技を絶賛している。
ミシェルも「アンジェリーナとの共演は素晴らしかったわ」と満足げに語り、「悪の心を持ったイングリス王妃はマレフィセントと対立する役どころなんだけど、女性が生み出すエネルギーに溢れたとても面白い作品になっているのよ」と作品をアピールしている。
ハリウッドの第一線で活躍を続けるアンジェリーナとミシェルが見せる演技合戦に注目だ。
映画『マレフィセント2』は10月18日より日米同時公開。