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人質は“原稿”『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』予告映像&ポスター解禁

映画

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』ポスタービジュアル

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』ポスタービジュアル(C)(2019)TRESOR FILMS - FRANCE 2 CINEMA - MARS FILMS- WILD BUNCH - LES PRODUCTIONS DU TRESOR - ARTEMIS PRODUCTIONS

関連 :

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 映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』より、予告編映像とポスタービジュアルが解禁された。予告編では、発売予定の小説の訳出作業のため集められた翻訳家たちが、洋館の地下室に隔離され、厳重な監視下に置かれて戸惑う様子が映し出されている。

【写真】映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』場面写真

 トム・ハンクス主演で映画化された『ダ・ヴィンチ・コード』などが一大現象を巻き起こした小説『ロバート・ラングドン』シリーズ。その4作目となる『インフェルノ』の出版時、海賊行為と違法流出を恐れた出版元が、著者ダン・ブラウンの同意のもと、各国の翻訳家たちを秘密の地下室に隔離して作業をさせるという驚きのミッションを遂行した。本作は、この前代未聞のエピソードを基に、デジタル時代ならではの仕掛けを散りばめたミステリー映画となっている。

 舞台はフランスの人里離れた村にある洋館。全世界待望のミステリー小説『デダリュス』完結編の各国同時発売のため、9人の翻訳家が集められた。彼らは洋館の地下に隠された密室で、外部との接触が一切禁止されたまま、毎日20ページずつ渡される原稿を翻訳する。しかしある夜、出版社社長の元に「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば、全ページを流出させる」という脅迫メールが届く…。

 予告映像は、世界各国から集められた9人の翻訳家が、物語の舞台となる洋館に集められるところから始まる。空港並みの厳しいセキュリティーチェックを通り、地下室の厳重な扉の先に案内された9人だったが、「私は翻訳マシンじゃない」「まるで囚人だな」というせりふが示す通り、常に監視されながらの翻訳作業に戸惑いを隠せない様子が映し出されている。

 そんな中、出版社社長にベストセラー本の原稿を人質に取った脅迫メールが届く。疑心暗鬼に陥る9人の翻訳家。エスカレートしていく犯人捜し。刻々と過ぎていくタイムリミットまでの時間。いったい誰が、どうやって…。完全隔離された洋館で巻き起こる予測不能な展開に引き込まれる映像となっている。

 併せて解禁されたポスタービジュアルは、囚われたベストセラー『デダリュス』を思わせる書影をイメージ。9人の翻訳家が正面を見据える印象的なビジュアルに、「あなたは、この結末を『誤訳』する」とう本作ならではのコピーが添えられている。

 映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』は2020年1月24日より全国順次公開。

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