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前田敦子、艶やかな着物姿で登場 女優賞受賞に歓喜「映画の世界はたまらない」

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山路ふみ子映画賞贈呈式に登場した前田敦子
山路ふみ子映画賞贈呈式に登場した前田敦子 クランクイン!

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 女優の前田敦子が29日、都内で開催された第43回山路ふみ子映画賞贈呈式に出席。詰めかけた来場者を前にして女優賞を受賞した喜び、女優業に対する思い、人生の目標などを語った。

【写真】着物姿の前田敦子、全身ショット 山路ふみ子映画賞贈呈式の様子

 同賞は、映画女優の故・山路ふみ子の財団が主催する映画賞。映画人の育成、功績を称える目的で毎年開催され、全7部門の賞を授与する。

 前田は今回、主演映画『旅のおわり世界のはじまり』や『町田くんの世界』での演技が評価されて女優賞を受賞。ステージには艶やかな着物で登壇した。

 『旅のおわり世界のはじまり』について「半分ドキュメンタリーみたいな感覚。みんなで手を取り、肩を組みながら頑張ったなという素敵な思い出がある」と述懐。前田は本作で、テレビ番組のロケでウズベキスタンを訪れた女性レポーターを演じた。「主人公が日本に帰ったとき、どんな世界が広がっているんだろうと、小さな一歩かもしれないですけど、気持ちの変化を表している映画。私自身も、この作品が終わった後に、こんなに色々な人生経験ができると思っていなかったくらい色々な体験をさせてもらった。不思議なくらい自分の人生にマッチしているタイミングに出会わせて頂いた作品。これから一生のものになっていくなと思っています」と語った。

 贈呈式には、『町田くんの世界』で新人女優賞を受賞した関水渚も出席。前田は「『町田くんの世界』で関水ちゃんと同級生の役をやらせて頂いた。10歳くらい離れているんですけど」と苦笑い。「でもすごく楽しい役を頂けた。そんな人生経験をたくさんさせて頂ける映画の世界は本当にたまらない。まだまだこれからも色んな役に飛び込んでいけるよう頑張りたい」と意気込んだ。

 来場者から今後の目標を問われると「人生は何が起こるか分からないなと思うことがたくさんありますよね。『こうしたい』と決めずに生きてきた感じはある。やりたいと思ったことに全て挑戦していきたい」と力強く答えた。

 文化財団特別賞を受賞した倍賞は「この賞は、本来はお兄ちゃん(『男はつらいよ』寅さん役の故・渥美清)がもらうべきかなと思ったりしておりました」と胸の内を吐露。会場から自然と拍手が沸き起こった。

 174本の映画に出演した女優人生の中で、『男はつらいよ』シリーズ以外のおすすめの作品を尋ねられて「『水溜り』(1961)という映画。白黒です。とても印象に残っています。下町の町工場につとめる女の子が育っていく作品です。芸能界に入ったきっかけみたいな役。『庶民派スター』という言葉がその頃から生み出されて、それがきっかけかなと思っています」とコメント。次いで「これからも体の続くかぎり、心の続くかぎり、望まれるなら映画を撮り続けていきたいと思っている今日この頃です」と話し、スピーチを締めくくった。

 授賞式にはほかに石川慶監督、衣装デザイナーのワダ・エミ氏らが出席した。

■山路ふみ子映画賞・受賞者一覧

山路ふみ子映画賞:石川慶監督
山路ふみ子女優賞:前田敦子
山路ふみ子新人女優賞:関水渚
山路ふみ子映画功労賞:ワダ・エミ(衣装デザイナー)
山路ふみ子文化賞:赤松陽構造(題字)
山路ふみ子福祉賞:前田哲監督
山路ふみ子文化財団特別賞:倍賞千恵子

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