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古谷一行、『悪魔の手毬唄』金田一耕助・加藤シゲアキのバディ役で登場

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土曜プレミアム『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』(左から)主演の加藤シゲアキ、古谷一行
土曜プレミアム『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』(左から)主演の加藤シゲアキ、古谷一行(C)フジテレビ

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 NEWSの加藤シゲアキが金田一耕助役で主演を務める土曜プレミアム『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』(フジテレビ系/12月21日21時15分)の追加キャストとして、俳優の古谷一行の出演が発表された。長きにわたり金田一を演じてきた古谷は、本作では金田一とバディを組む岡山県警警部・磯川常次郎役を務める。

【写真】『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』に出演する古谷一行の場面写真

 作家・横溝正史による「金田一耕助」シリーズは、日本探偵小説史における金字塔を打ち建て、何度も映像化されてきた。本作では、昨年のクリスマスイブのスペシャルドラマ『犬神家の一族』で“平成最後の金田一耕助”を演じた加藤が再び金田一を務める。

 古谷は連続ドラマ(1977~1978年)やスペシャルドラマ(1983~2005年)で金田一を演じてきたが、金田一耕助シリーズで金田一以外のキャラクターを演じるのは初めて。金田一ドラマへの出演は48作品目となり、『悪魔の手毬唄』には1977年版、1990年版に続き、今作で3度目。昭和、平成、令和と3時代にわたって出演することになる。

 そんな古谷が本作で演じる磯川警部は、金田一とは“獄門島殺人事件”など過去にも一緒に事件を解決したことがあり、確かな信頼関係と深い友情で結ばれている。キャリアもあり、洞察力にも優れた名警部だが、20年前に鬼首村で起きた青池源治郎殺人事件は解決できなかった。そのことを長く悔やんでいて、亡き源治郎の妻、青池リカ(寺島しのぶ)のために何とか事件解決の糸口を見つけるべく金田一を呼び出す。磯川が金田一のトレードマークであるチューリップハットをかぶるシーンもある。

 古谷は「金田一耕助ではないキャラクターを演じることに最初は戸惑いましたが、年を重ね、今の自分が金田一のバディである磯川警部を演じたらどうなるのか次第に興味が沸いてきました」と語る。撮影現場では「監督に“金田一”と呼ばれると加藤くんより先に俺が反応しちゃって(笑)。長いこと演じてきたので金田一が体に染みついているんです。初日に3回、計4回反応してしまいました(笑)」とのエピソードも。

 さらに古谷は、加藤が演じる金田一について「さらっと風のように現れ、風のように去っていく、その爽やかさがとてもいいですね。内容がドロドロしているから、金田一の爽やかさが物語においてとても大事なんです。そして加藤くんの若さが躍動感やダイナミックさを生んでいると思います」と評する。

 一方、古谷とは初共演の加藤は「金田一を長年演じてこられた古谷さんが出演されると聞いて、“こんなことがあるんだ!”とビックリしましたし、改めて襟を正して臨まなければと緊張しました」と語り、さらに「あたたかく見守ってくださってとても心強いですし、“どう、楽しんでる?”と気さくに接してくださって、緊張感がありながらも楽しく撮影に臨めています」と語った。

 土曜プレミアム『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』は、フジテレビ系にて12月21日21時15分放送。

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