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カンバーバッチが天才発明家・エジソンに スコセッシ総指揮でライバルとの“電流戦争”描く

映画

 マーティン・スコセッシが製作総指揮を手掛け、俳優のベネディクト・カンバーバッチが天才発明家エジソン役で主演を務める映画『The Current War(原題)』が、邦題を『エジソンズ・ゲーム』として2020年4月に公開されることが決定。併せて日本版ポスターが解禁された。

【写真】「ベネディクト・カンバーバッチ」フォトギャラリー

 本作は、世紀の発明王トーマス・エジソンと、彼の最強のライバルであるカリスマ実業家のジョージ・ウェスティングハウスが、アメリカ初の電力送電システムをめぐる壮絶なビジネスバトル〈電流戦争〉を繰り広げる様を描いた作品。

 当初、本作はワインスタイン・カンパニーの作品として2017年に全米公開を予定していたが、共同創業者のハーヴェイ・ワインスタインのセクハラスキャンダルで同社は破産に追い込まれ、映画は公開延期に。その後、ワインスタイン・カンパニーは買収され、新たな配給会社により、今年10月にスコセッシの支援によって再編集された“ディレクターズ・カット”版の全米公開が実現した。

 映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたカンバーバッチがエジソンを演じ、世界的偉人のイメージを覆すような奇才のダークヒーローを怪演する。ライバルのウェスティングハウスに『シェイプ・オブ・ウォーター』のマイケル・シャノン、2人の対決の鍵を握る若き天才科学者テスラに『女王陛下のお気に入り』のニコラス・ホルト、エジソンを支える助手インサルには『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドが扮する。

 19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは、天才発明家と崇められ大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男。一方、裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの“直流”より、遠くまで電気を送れて安価な“交流”の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラも、効率的な“交流”の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。

 そんな中、ウェスティングハウスは“交流”式送電の実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒し、“交流”は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく。こうして世紀の“電流戦争”が幕を開け、訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づき…。

 今回解禁された日本版ポスターは、真剣な眼差しのエジソンとウェスティングハウスのアップ写真を大きく配置したもの。2人の間には火花のような電流がほとばしり、「未来を照らすのは、誰だ。」というコピーも添えられており、激しいバトルを予感させる。下には、エジソンの右腕であるインサルとウェスティングハウスの共同研究者である二コラ・テスラの姿も。その中央にはアメリカ合衆国の陣取り合戦を表す電飾が光っており、正義やルールなど必要とせず戦う、男たちのプライドと野望を強く印象づけるビジュアルとなっている。

 映画『エジゾンズ・ゲーム』は2020年4月に全国公開。

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