橋本環奈を中村獅童が絶賛　橋本の熱演に「負けると思った」

映画

公開日：2020/1/9 19:30

橋本環奈を中村獅童が絶賛　橋本の熱演に「負けると思った」の

【写真】橋本環奈、小関裕太らキャスト34名が『シグナル100』劇中制服＆衣装で登場

　本作は、宮月新がストーリー、近藤しぐれが作画を手がける同名漫画を原作とするスリラー作。ある日、担任教師の下部（中村）により自殺催眠をかけられた36人の生徒たちが、生き残りを賭けた狂気と絶望のデスゲームに臨む様を描く。

　バドミントン部所属の樫村怜奈を演じる橋本は、役衣装の制服姿で登場。本作について「すごくスピード感があって、監督の言ったようにお化け屋敷みたい。分かっていても驚いちゃう」とアピール。「死に方が一人ひとり印象的。飛び降りだけでなく、顔がふくらんで破裂するとか。死に方がバラエティに富んでいる。視覚的にも楽しめるし、何が正義なのかと、見る人によって感想が変わってくる映画」と評価した。

　座長としては「ぜんぜん引っ張っていなかった。皆仲良くて、デスゲームを繰り広げていると思えないくらい和気藹々としていた。でも亡くなるシーンは緊迫感がある。メリハリがあって、皆に助けられた」と謙遜。サッカー部の榊蒼汰役の小関裕太は「生徒全員の名前を初日から覚えていた」と橋本のがんばりを明かした。

　狂気の教師に扮する中村は「皆若いので、居心地の悪い現場でした」とジョークを飛ばし、モテ男を演じる小関を見て「モテ男だもんね。モテ男って一回もやったことがない。今月は歌舞伎でも悪役だし…さわやかな役待ってます！」と熱烈にアピール。

　初の教師役は「楽しかった」と連呼する中村について、橋本は「ラーメンの食べ方が怖かった。狂気的。むせながら笑う」と回想。一方、中村は「あんなすごい目力で僕に向かってきた女優さんは橋本さんだけ。全身で芝居を受け止めないと負けると思った。素晴らしい女優さん」と手放しで褒め称えた。

　今回の会見には橋本や小関、中村のほか、瀬戸利樹、甲斐翔真、中尾暢樹、福山翔大、中田圭祐、山田愛奈、若月佑美、栗原類、恒松祐里、中島健、三上紗弥、鈴木つく詩、白石拳大、北村優衣、小出水賢一郎、さいとうなり、宮下一紗、安田啓人、神田穣、東啓介、真崎かれん、駒形咲希、宗綱弟、戸苅ニコル沙羅、吉田仁人、山本彩加、大森つばさ、河井つくし、中島来星、黒澤胤也、宮本夏花の計34名が出席した。

　映画『シグナル100』は、1月24日より全国ロードショー。