クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

佐藤浩市・渡辺謙、被災地・福島への思いを語る 『Fukushima 50』ワールドプレミア

映画

映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)ワールドプレミアに出席した佐藤浩市と渡辺謙
映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)ワールドプレミアに出席した佐藤浩市と渡辺謙 クランクイン!

関連 :

佐藤浩市

渡辺謙

吉岡秀隆

緒形直人

平田満

萩原聖人

佐野史郎

安田成美

若松節朗

 俳優の佐藤浩市と渡辺謙が26日、都内で行われた映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)ワールドプレミアに出席。同作の舞台である福島にて同作の上映を行った際の思いを語った。

【写真】佐藤浩市、渡辺謙ほか豪華キャスト登壇 『Fukushima 50』ワールドプレミアの模様

 同作は、ジャーナリスト・門田隆将によるノンフィクション作品『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』が原作で、マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震となった東日本大震災時の福島第一原発事故を描く物語。主役となる福島第一原発1・2号機当直長・伊崎利夫を佐藤が、福島第一原発所長、吉田昌郎を渡辺が演じる。

 イベントには佐藤、渡辺のほか、共演の吉岡秀隆、緒形直人、平田満、萩原聖人、佐野史郎、安田成美と若松節朗監督が登壇した。

 佐藤は「数日前、まず福島の方々に観ていただきました」とコメント。続けて「公共の電波では津波の映像が流れる前に『これから津波の映像が流れます』とテロップがなければ流すことはできません。それくらいメンタルに対するケアが必要ななか、暗い劇場で、辛い映像を強いらなければならないカットやシーンがあるわけです。それを福島の方々や宮城の方々に観ていただくのは恐怖でもあるんですけれど、それを乗り越えてエンディングまで観た時に必ずなにか残る。そういう映画だと思って持っていきました」と力強く語った。

 佐藤の言葉に深く頷きながら渡辺は「郡山で、当時高校生だった方が今テレビ局のアナウンサーになって、この映画を観て僕たちにインタビューをしてくれたんです」と回顧。「最初は身体の震えが止まらなくて、途中で心が折れそうになったけど最後まで見よう、と思って観て。『いったいなんだったんだ』というこの震災も事故も初めて知ることができました」と言われたことを明かし、本作への思いを込めた。

 佐藤は、渡辺との共演について「出所出自は違っても、ほぼ世代は一緒。1つ違いの中で、何十年もこの世界でものづくりをやっているというその思いですよね。そういうところでの関係性は役の中でも一緒だったと思います」と信頼を寄せた。

映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)は、3月6日より全国公開。

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る