【映画ランキング】『Fukushima 50』が首位発進! 2位『仮面病棟』、8位『ジュディ』が初登場
3月7~8日の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表された。この週も、3月6日に封切られる予定だった『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の公開延期をはじめ、イオンシネマでは、3月7日(土)から感染者が多く発生している北海道、大阪などの9の映画館での営業を休止するなど、新型コロナウイルスの感染拡大の余波を受けた映画界。
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そんななか、初週土日動員10万6000人、興収1億4300万円をあげ『Fukushima 50』が初登場で首位に輝いた。2011年3月11日起きた東日本大震災により、甚大な被害を受けた福島第一原子力発電所の現場で、自らの命を顧みず未曽有の大事故と向き合った人々を描いた力作だ。
2位は、現役医師である作家の知念実希人によるベストセラー小説を映画化した『仮面病棟』が初週土日動員7万7000人、興収1億500万円をあげ初登場ランクイン。公開から3日間の累計では、動員11万2728人、興収1億4943万7750円という数字だった。
3位は全国公開9週目を迎えた『パラサイト 半地下の家族』が、順位を2つ下げたものの粘り腰。累計では動員292万人、興収40億円を突破。15年ぶりに塗り替えた韓国映画の日本国内での興行成績をどこまで伸ばせるか、まだまだ目が離せない。
そのほか、女優ジュディ・ガーランドが47歳の若さで急逝する半年前の、ロンドンでの公演の日々を描いた『ジュディ 虹の彼方に』は8位に初登場。既存作品では、公開5週目を迎えた5位『犬鳴村』が累計興収11億、同じく公開5週目の9位『ヲタクに恋は難しい』が累計興収12億円を突破している。
3月7日~3月8日全国映画動員ランキングは、以下の通り。
第1位:『Fukushima 50』
第2位:『仮面病棟』
第3位:『パラサイト 半地下の家族』
第4位:『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』
第5位:『犬鳴村』
第6位:『劇場版「SHIROBAKO」』
第7位:『ミッドサマー』
第8位:『ジュディ 虹の彼方に』
第9位:『ヲタクに恋は難しい』
第10位:『1917 命をかけた伝令』