小松菜奈、ヨコハマ映画祭主演女優賞に笑顔「とてもうれしいです」
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女優の小松菜奈が2日、横浜市・関内ホールで行われた第41回ヨコハマ映画祭表彰式に出席。主演女優賞の受賞に「とてもうれしいです」と笑顔を見せた。
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表彰式には小松のほか、池松壮亮、成田凌、瀧内公美、鈴鹿央士、杉田雷麟、山田杏奈、石川慶監督、荒井晴彦監督らが登壇した。
小松は、居場所を求める若者たちの恋と青春を描いた音楽ロードムービー『さよならくちびる』で2人組女性ユニット“ハルレオ”のレオを熱演。W主演の門脇麦(表彰式は欠席)とともに主演女優賞を受賞した。
小松は「いつか主演で獲れたらいいな、なんて夢見ていたときもあって、叶って本当にうれしい気持ちと、すごくドキドキ感と、ふわふわした気持ちと、いろんな感情が入り混じって、とてもうれしいです」と感激。『さよならくちびる』から門脇、成田も受賞したことについて「みんなで賞を獲ることができて、それが何よりもうれしいです」と笑みを浮かべた。
同作で歌とギターに挑戦した小松は、大変苦労したそうで歌に関しては「本当に苦手で泣きました(笑)」と吐露。「それでも練習をサポートしてくださった方や、麦ちゃんという心強い方がいてくれたので、前を向いていけましたし、この作品を成功させたいという思いが湧いてきました」と当時の心境を明かした。
『宮本から君へ』で主演男優賞を受賞した池松は、真利子哲也監督とはお互いに譲れない部分をぶつけ合い、何日間か口をきかなかったこともあると回顧。「我儘であきらめの悪い自分に向き合ってくれて、愛情を注いでくれて。素敵な監督でした」と敬意を称した。
今年で30歳になる池松は、20代は苦しかったと明かし「20代、たくさん日本映画に助けてもらったので、30代、もうワンギア上げていこうと思ってます」と意気込んだ。
『さよならくちびる』『愛がなんだ』の2作品で助演男優賞を受賞した成田。「賞をいただいたことで、僕の芝居がうまくなるわけではありませんが、それでももっとちゃんとやっていかなければいけないな、という覚悟をもらうと同時に、僕の大好きな映画界にいてもいいんだよと言っていただいた気持ちです」と喜びをかみ締めた。
続けて、「辞められないな、というのがあるので、一生死ぬまで成田凌という人間と作品を残していきたいと思います」と決意を新たにした。
「第41回ヨコハマ映画祭」受賞結果は以下の通り。
作品賞:『火口のふたり』
監督賞:石川慶『蜜蜂と遠雷』
監督賞:今泉力哉『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』
森田芳光メモリアル新人監督賞:片山慎三『岬の兄妹』
脚本賞:阪本順治『半世界』
撮影賞:四宮秀俊『宮本から君へ』『さよならくちびる』
主演男優賞;池松壮亮『宮本から君へ』
主演女優賞:門脇麦『さよならくちびる』
主演女優賞:小松菜奈『さよならくちびる』
助演男優賞:成田凌『愛がなんだ』『さよならくちびる』
助演女優賞:池脇千鶴『半世界』
最優秀新人賞:瀧内公美『火口のふたり』
最優秀新人賞:鈴鹿央士『蜜蜂と遠雷』
最優秀新人賞:杉田雷麟『半世界』
最優秀新人賞:山田杏奈『小さな恋のうた』
特別大賞:荒井晴彦
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