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思春期の少女の揺れ動く思いを女性監督が活写『はちどり』ポスター&シーン写真解禁

映画

 1990年代の韓国を舞台に、思春期特有の揺れ動く思いと、家族との関わりを繊細に描いた映画『はちどり』(英題『HOUSE OF HUMMINGBIRD』)の日本公開日が4月25日に決定。併せてポスタービジュアルと場面写真5点が解禁された。

【写真】映画『はちどり』新カット5点含む場面写真

 38歳のキム・ボラ監督による初長編作品である本作は、監督自身の少女時代の体験がベースとなっている。2018年釜山国際映画祭でのワールドプレミア上映を皮切りに、ベルリン国際映画祭ジェネレーション14plus部門をはじめ国内外の映画祭で45を超える賞を受賞。2019年8月に公開され、単館公開規模ながら公開1ヵ月で観客動員数12万人超、最終的に15万人に迫る異例の大ヒットを果たした。

 1990年代の韓国。14歳の少女ウニ(パク・ジフ)は、何百もの世帯が暮らす無機質な姿をした集合団地で両親、姉、兄と共に生活している。思春期を迎え、大人の世界への興味も持ち始めていたウニは、学校にあまりなじめず、別の学校に通う親友と悪さをしたり、男子生徒や後輩の女の子とデートをしたりして過ごしていた。両親は朝から晩まで小さな店を切り盛りし、厳格な父は子供たちに学歴や世間体を求めるばかりで、彼らの心の動きと向き合う余裕がない。ウニは、自分に無関心な大人たちに囲まれ、どこか孤独な思いを抱えていた。そんな中、初めて自分の人生を気にかけてくれる大人に出会う。

 世界で最も小さい鳥のひとつでありながら、その翼を1秒に80回も羽ばたかせ、蜜を求めて長く飛び続けるという「はちどり」。それは希望、愛、生命力の象徴とされ、その姿が主人公のウニと似ていると思った、と監督は語っている。

 ポスタービジュアルは、主人公ウニの未来への強い意志を秘めたまなざしを捉えたもの。「この世界が、気になった」というキャッチコピーが中心に据えられており、ウニがこれから出会う世界への希望と不安を感じさせるものになっている。

 場面写真5点は、友人とともに教室で学習する様子や、放課後のデートシーン、友人とのたわいない時間など、ささやかでありふれているけれど決して忘れることのできない貴重な瞬間を切り取ったものとなっている。

 映画『はちどり』は4月25日より全国順次公開。

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