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イーサン・ホークが“大人になりきれない男”を熱演『15年後のラブソング』予告

映画

 映画『ピーターラビット』のローズ・バーン、『6才のボクが、大人になるまで。』のイーサン・ホークらが出演する映画『15年後のラブソング』より、予告編とポスタービジュアルが解禁された。

【写真】イーサン・ホークが熱演! 『15年後のラブソング』場面写真

 本作は、イギリスの港町サンドクリフと米国ニュージャージー州の田舎町という、海を隔て遠く離れた二つの町から始まった不思議な三角関係を軸に、新しい人生へと一歩を踏み出す大人たちを描くロマンティックコメディー。

 欧米で絶大な人気を誇る小説家ニック・ホーンビィ(『ブルックリン』脚本)の原作を基に、『リトル・ミス・サンシャイン』の製作陣が映画化する。

 それなりの仕事があり、長年一緒に暮らすパートナーがいる、周囲から見たら「安定」という言葉がふさわしい生活を送るイギリス人女性アニー。別に不満があるわけではないけれど、なんとなくモヤモヤする日々を送る彼女に、一通のメールが舞い込んだ。送り主は、1990年代に表舞台から姿を消した伝説のロック・シンガー、タッカー・クロウ。腐れ縁の恋人ダンカンが心酔するミュージシャンだった…。

 イーサンが伝説のミュージシャン役をチャーミングに好演。アニー役のローズとダンカン役のクリス・オダウドが、カップルの腐れ縁あるあるをユーモアたっぷりに演じる。

 予告編では、“大人になれない大人”3人の出会いがコミカルに描かれ、「君はどんな人?」という一言のメールから始まるタッカーとアニーの行く末や、それぞれにどんな明日がやってくるのかなどが気になる展開。若き日のイーサンの写真が、かつて一世を風びしたロック・シンガー時代のタッカーの写真として使われるなど、イーサン出演のロマンス映画『リアリティ・バイツ』(1994)や『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』(1995)を見てきた映画ファンの心をくすぐる演出も。

 さらに、本作の監督は90年代に人気を博したオルタナ・ロックバンド「レモンヘッズ」のベーシスト、ジェシー・ペレッツが務めており、劇中ではイーサン演じるタッカーが名曲「ウォータールー・サンセット」を生声で披露している。

 ポスタービジュアルは、砂浜で握手する3人の姿に「オトナになれないオトナたち」というキャッチコピーが添えられたデザイン。どうにか新しい一歩を踏み出そうとする彼らが選ぶ“大人のハッピーエンド”に注目だ。

 映画『15年後のラブソング』は6月12日より全国公開。

映画『15年後のラブソング』予告編

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