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生田斗真主演ドラマ『俺の話は長い』脚本・金子茂樹、向田邦子賞を受賞

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生田斗真主演ドラマ『俺の話は長い』脚本の金子茂樹氏、第38回向田邦子賞を受賞
生田斗真主演ドラマ『俺の話は長い』脚本の金子茂樹氏、第38回向田邦子賞を受賞(C)日本テレビ

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 優れた脚本作家に贈られる向田邦子賞の第38回選考会が7日、都内で行われ、昨年10月から放送された生田斗真主演ドラマ『俺の話は長い』(日本テレビ)の脚本を担当した金子茂樹氏の受賞が決定した。

【写真】第38回向田邦子賞を受賞した『俺の話は長い』脚本の金子茂樹氏

 故・向田邦子さんがテレビドラマの脚本家として、数々の作品を世に送り出し活躍してきた功績をたたえ、現在のテレビ界を支える優秀な脚本作家に送られる賞として1982年に制定された「向田邦子賞」。前年度に放送されたテレビドラマを対象に選考委員がノミネート作品を選定。本選を含めて4回の討議を経て受賞作品が決定される。

 受賞した金子氏が脚本担当の『俺の話は長い』について選考委員は、「医療モノ、刑事モノが多い中、こうした日常の素材で楽しませてくれたことは、改めて、それがドラマの大切な要素だと感じました。展開(筋立て)に頼るエンターテインメントではなく人間の描写で楽しませ、ニートと不登校を、ごく日常の事として面白く描いていく感性は秀逸。作者の人生観が出ている魅力的な脚本になっていると思います。1時間枠2本立ても新鮮で、エンタメ性、物語性、作家としてのチャレンジ、そうしたことのバランスも良く、光彩を放つ作品に仕上がってい ます」と評した。

 受賞した金子氏は1975年7月15日生まれ、千葉県出身。2004年に『初仕事納め』で第16回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し脚本家デビュー。主なテレビドラマ脚本に『プロポーズ大作戦』(フジテレビ)、『VOICE[ヴォイス]~命なき者の声~』(フジテレビ)、『きょうは会社休みます。』(日本テレビ)、『もみ消して冬~ わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ)などがある。

 金子氏は「このような素晴らしい賞を受賞できたのはこれ以上ないキャストとスタッフの皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。今でも『満だったらこういう時なんて言うかなぁ』とか『岸辺家だったらどうするかなぁ』と無意識に考えてしまうほど、ボクにとってかけがえのない作品です」と受賞の喜びをコメントした。

 ドラマ『俺の話は長い』は31歳独身、職無し、実家暮らし、でも屁理屈を言わせりゃ右に出るもの無しの“ダメ男”岸辺満が家族とお茶の間大乱闘を繰り広げ、でも最後は少しホロっとしてしまう「家族の物語」を描いたホームコメディー。満を生田が演じ、安田顕、小池栄子、清原果耶、原田美枝子らが家族役で共演した。なお、本作のブルーレイ&DVD‐BOXは本日8日発売。

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