加藤清史郎『#ハンド全力』公開延期 新型コロナウイルス感染拡大に伴う配慮

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5月15日より熊本先行公開、同22日より全国公開を予定していた俳優・加藤清史郎主演の映画『#ハンド全力』が、新型コロナウイルス感染拡大に伴う健康・安全面の配慮から、公開日を延期することが発表された。新たな公開日は未定。
【写真】映画『#ハンド全力』ポスタービジュアル
本作は、SNSをきっかけにハンドボールを再開した主人公が、改めて人の優しさや強さ、絆の大切さを知り成長していく姿を描く青春映画。
加藤が、頑張るのは苦手だけど“頑張ってるフリ”なら誰にも負けない主人公・清田マサオ役を務めるほか、マサオの幼なじみ・岡本を醍醐虎汰朗、男子ハンドボール部の熱血部長・島田を佐藤緋美、SNSに依存するダンサー志望・蔵久を坂東龍汰、弱小ハンド部を戦略面で支える七尾次郎を鈴木福が演じる。また、再起をはかるハンド部に復帰する片山と、クラスのムードメーカー的存在である林田には、共に熊本でのオーディションを勝ち抜いた磯邊蓮登と岩本晟夢が抜てき。そして県外でハンドボールを続けるマサオの親友・タイチには甲斐翔真と、期待の若手俳優が集結している。さらにハンドボール界のスーパースター宮崎大輔選手も登場。篠原篤、仲野太賀、志田未来、安達祐実、ふせえり、田口トモロヲと実力派俳優が脇を固める。監督は松居大悟。
撮影は舞台となった熊本県でオールロケを敢行。どうにもならない現実やSNSにほんろうされながら闘う高校生たちの姿を、キャストたちに迫るヒリヒリした肌感覚と、大人ならではの優しさとユーモアを携えた視点で生き生きと描き出した。
熊本地震をきっかけにハンドボールをやめた高校生のマサオは、SNSに投稿したかつての写真が思いがけずバズったことから、「#ハンド全力」というハッシュタグで復興の盛り上げ役となる。真相を伏せたまま全国から受け取る“善意”にマサオたちは田舎町で生きる自分たちの「今」を、ハンドボールを通して全力で発信していく。