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オーストラリア競馬の栄冠を手にした女性騎手の半生を描く『ライド・ライク・ア・ガール』予告

映画

 オーストラリア最大の競馬メルボルンカップを、2015年に女性騎手として初めて制覇したミシェル・ペインの壮絶な半生を描く映画『ライド・ライク・ア・ガール』より、予告編が解禁された。

【写真】実在の女性騎手を熱演する「テリーサ・パーマー」フォトギャラリー

 本作は、オーストラリア競馬最高の栄誉・メルボルンカップにて、強豪が集う3200メートルの難関に挑んだ女性騎手ミシェル・ペインが、前代未到の栄冠を手にするまでの努力と挫折を重ねた半生を描く伝記ドラマ。本国オーストラリアでは、初登場ナンバーワンを獲得した。

 主演のミシェル役は、映画『明日、君がいない』で女優デビューし、『ベッドタイム・ストーリー』『きみがくれた物語』『ハクソー・リッジ』などに出演し、『The Ever After(原題)』では主演だけでなく脚本も手がけて話題となった女優テリーサ・パーマー。ミシェルの父役を、『ピアノ・レッスン』や『ジェラシック・パーク』シリーズなどで知られるベテラン俳優サム・ニールが務める。メガホンをとるのは、『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』で1998年にアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた経験を持つオーストラリア出身の女優レイチェル・グリフィス。本作が映画監督デビュー作品となる。

 10人兄弟の末娘としてこの世に生を受けたミシェル・ペイン。生後半年の頃に交通事故で母を亡くすが、父や多くの兄弟に囲まれ健やかに成長する。ペイン家は調教師の父をはじめ兄弟のほとんどが騎手という競馬一家。ミシェルも思春期になる頃には騎手になることを強く願うようになる。やがて華々しいデビューを飾るミシェルだが、落馬によって騎手生命を左右するような大怪我に見舞われてしまう。そしてカムバックしたミシェルは、女性騎手では勝てないとされてきた競馬界の“聖杯”に、亡き母と家族の想いを胸に挑む。

 予告編は、調教師の家庭で育ったミシェルが「一流の騎手になりたい」と決意し、努力を重ね女性騎手として偉業を成し遂げるまでの壮絶な人生を、彼女を取り巻く人間模様を絡めながら描いたもの。競走馬の勢いあるレースシーンも丁寧に描かれており、躍動感あふれる予告編となっている。

 映画『ライド・ライク・ア・ガール』は7月17日より全国公開。

映画『ライド・ライク・ア・ガール』予告編

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