『映画 ギヴン』新公開日は8月22日 原作キヅナツキ、公開は「とてつもない僥倖」
公開延期となっていた『映画 ギヴン』の公開日が8月22日に決定。併せて原作のキヅナツキや主要スタッフのコメントが到着した。
【写真】上ノ山立夏を演じる内田雄馬
本作は、「シェリプラス」にて連載中のキヅナツキによる同名コミックを原作とした、BLアニメレーベル「BLUE LYNX」の映画。昨年7月に、BLコミックでは初となるノイタミナ枠でテレビアニメ版が放送されると、SNSを中心に「青春×バンド×BLの組み合わせが最高!」「音楽と映像がエモすぎる!」など、女性層をメインに口コミが広がり、各話放送後にたびたびツイッタートレンドワード入りを果たした。
テレビアニメでは高校生の佐藤真冬と上ノ山立夏の切なくて淡い恋がメインだったが、劇場版では大人メンバーである中山春樹、梶秋彦、村田雨月の苦くて熱い恋をメインに描かれる。
コロナウイルスの影響で公開日が後ろ倒しとなっていた本作だが、新たな公開日が8月22日に決定したことで、原作のキヅナツキをはじめスタッフ陣のコメントが到着した。
キヅナツキは、「今、こうした状況の中で『映画 ギヴン』を公開できること、観たい! と思って劇場に足を運んでくださる方がいることを、とてもありがたく感じています。とてつもない僥倖です、嬉しい、ありがとうございます」と、喜びと感謝を述べた。
山口ひかる監督は「原作から読んできている人にもTVから追ってくれている人にも楽しんでもらえるように、そして観てくれた人の心の支えにそっとなれるようにと、つくりました。今回の楽曲も本当に素晴らしいものばかりです」とコメント。
テレビシリーズに引き続き主題歌を担当するセンチミリメンタルは、「TVシリーズでは、『ここにいる人』と『ここにいない人』とのトライアングルがテーマだったと感じましたが、この映画では『ここにいる人達』のトライアングル。切なくリアルな想いの交差に、音楽で花を添えられたらと思っています」と語った。
『映画 ギヴン』は8月22日より全国公開。