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13歳から撮り続けた“僕の25年間”をつなぐ『PLAY』小野賢章ナレーションの予告解禁

エンタメ

映画『PLAY 25年分のラストシーン』メインカット
映画『PLAY 25年分のラストシーン』メインカット(C)2018 CHAPTER 2 ‐ MOONSHAKER II ‐ MARS FILMS ‐ FRANCE 2 CINEMA ‐ CHEZ WAM ‐ LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR

 公開延期となっていたフランス映画『PLAY 25年分のラストシーン』が、11月6日より全国順次公開されることが決定。併せて、声優の小野賢章がナレーション参加した日本版予告編が解禁された。

【写真】主人公たちの成長をコラージュした『PLAY 25年分のラストシーン』ポスター

 本作は、パリを舞台に90年代カルチャーで彩る“再生”の物語。1990年代から2010年代まで25年にわたり撮り続けたホームビデオの映像をつないで振り返る手法で、当時の時代の空気感をリアルに再現した。90年代を彩るジャミロクワイ、オアシス、レニー・クラヴィッツ、アラニス・モリセットなど、それぞれの時代を感じさせる名曲とともに人生を“PLAY(再生)”していく主人公マックスを演じるのは、コメディアンのマックス・ブーブリル。盟友アントニー・マルシアーノ監督のアイデアにほれ込み、共同で脚本も手がけた。2019年サン・セバスティアン国際映画祭に正式出品され、その斬新な試みが話題となった。

 日本版予告編は、たくさんのビデオテープが机の上に積み重なっている映像とともに、「撮り続けて25年になる。最初から再生しよう」と38歳の主人公マックスがセルフカメラに語りかけるシーンから始まり、13歳のとき初めてビデオカメラを手にした自分の姿へとつながれる。

 家族や一緒にふざけ合った友達の笑顔、仏サッカーW杯でのどんちゃん騒ぎ、そして初恋のエマから「私のこと好きなの?」と聞かれるも素直になれず、やがてほかの相手と結ばれたエマの結婚式に出席し、後悔が押し寄せるマックス。そして新たに「映画」のラストシーンを準備することを決意するマックスの姿が描かれる。

 マルシアーノ監督は、時代の空気感を再現するために、90年代のビデオ画質に近づけるカメラテストを半年かけて行ったり、ラッシュフィルムのようなラフさを演出するため、あえて聞き取れないせりふを入れたりするなど、通常とは逆の整音作業にもこだわったという。

 1990年代~2010年代には世界を揺るがす大事件も起きたが、2001年米同時多発テロ事件や2015年パリ同時多発テロ事件などは編集でカットした。その理由について監督は「人生の悲しい出来事を撮るためにビデオカメラを使うわけではない。マックスがカメラに夢中になったのは、ありふれた日常の中にある平凡な幸せと、いつも自分のそばにいてくれた大切な人たちを記録するためだったのだから」と語る。

 この日本版予告のナレーションを担当したのが、映画『ハリー・ポッター』シリーズの主人公ハリー・ポッターや、『スパイダーマン:スパイダーバース』の主人公マイルス・モラレスの声などを担当した声優の小野賢章。主人公の気持ちを代弁するように、「13歳から撮り続けた“僕の25年間”そこにはいつも君たちがいた」「未来は変えられるから、とっておきのラストシーンを」と語りかけるナレーションも聴きどころだ。

 映画『PLAY 25年分のラストシーン』は11月6日より全国順次公開。

映画『PLAY 25年分のラストシーン』予告編

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