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バカリズム脚本『殺意の道程』、バカリズム&井浦新W主演で11月放送決定

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ドラマ『殺意の道程』ダブル主演の(左から)バカリズム、井浦新
ドラマ『殺意の道程』ダブル主演の(左から)バカリズム、井浦新(C)WOWOW

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 バカリズムが脚本を手がけ、俳優の井浦新とダブル主演を務めるドラマ『殺意の道程(みちのり)』(WOWOWプライム/毎週月曜24時)が、11月より放送されることが決定した。

【写真】バカリズムが銀行員OLに 映画『架空OL日記』場面カット

 本作は、復讐(ふくしゅう)のための殺人計画というシリアスな設定の中で、普通の映画やドラマでは省略されるであろう、どうでもいい部分をやたら細かくリアルに描く、全7話の新感覚サスペンスコメディー。バカリズムと井浦は、復讐を目的に“初めての殺人”に挑むいとこ同士の役でテレビドラマ初共演となる。演出は、『住住』『架空OL日記』でバカリズムとタッグを組んだ住田崇監督。

 ある日、小さな段ボール加工会社の社長・窪田貴樹が自ら命を絶った。彼を自殺に追い込んだのは貴樹の会社が下請けをしていた取引先の社長・室岡義之。室岡の口車に乗せられた結果、貴樹は多額の負債を抱え、会社は倒産。全てを失い絶望した貴樹はビルの屋上から投身した。

 遺族たちの訴えもむなしく、一切罪を問われることなく、まるで人ごとのようにその後ものうのうと裕福な生活を続ける室岡。貴樹の息子・窪田一馬(井浦)は、司法では裁かれない室岡への復讐を心に誓う。そして、貴樹が息子のようにかわいがっていた一馬のいとこ・吾妻満(バカリズム)と室岡殺人の完全犯罪を企てる。

 しかし、人を殺すにも準備は必要。これまで一度も犯罪に手を染めたことのない2人は、信頼する人たちの協力を得て悪戦苦闘しながら、「殺害計画の打ち合わせ」や「必要な物資の買い出し」、「殺害実行のシミュレーション」など殺害方法を探っていく。果たして、一馬と満は復讐を成し遂げることができるのか。

 脚本・主演のバカリズムは本作について「普通のサスペンスドラマでは省略されるような部分を、細かく描いたら意外と面白いんじゃないかと思って書いてみました」と説明。初共演の井浦については「企画書の段階で一馬役は井浦さんにやっていただきたいと思っていて、正式に決定する前から勝手に当て書きで脚本を書いていたので、引き受けていただいてほっとしています」と明かしている。

 井浦はバカリズムとの共演について「基本ベースにシリアスさがありながら、二人がどんどんズレていって、どこまでも転がっていきます。満を演じるバカリズムさんのぶれない独特なテンポを一馬として、どう受け止めてキャッチボールしていくかを楽しみながら演じています」と話している。

 WOWOWオリジナルドラマ『殺意の道程』(全7話)は、WOWOWプライムにて11月9日より毎週月曜24時放送。

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