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檀れい、平凡な主婦から妖艶なホステスに 今夜『嫉妬』で国仲涼子と女のバトル

エンタメ

ドラマスペシャル『嫉妬』メインカット
ドラマスペシャル『嫉妬』メインカット(C)テレビ朝日

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檀れい

国仲涼子

原田泰造

 女優の檀れいが主演を務め、国仲涼子と共演するドラマスペシャル『嫉妬』が、テレビ朝日系にて今夜21時より放送される。檀、国仲、そして本作で2役に挑んだネプチューン・原田泰造が撮影を振り返り、“女の壮絶な嫉妬バトル”について語った。

【写真】檀れい×国仲涼子が女の嫉妬バトル ! ドラマスペシャル『嫉妬』場面写真

 1971年に公開された、岩下志麻と浅丘ルリ子という2大女優が激突した昭和の名作映画『嫉妬』(1971/貞永方久監督)を、現代によみがえらせる本作。

 主人公・野口姿津花(檀)は、誰からもねたまれないよう目立つことを避け、“嫉妬”という感情とは無縁の人生をひっそりと送ってきた平凡な主婦。ところが、ある日突然、夫・高史(原田)が銀座のクラブママ・永井文奈(国仲)と心中事件を起こして死亡。しかも彼女は生き残った。夫の裏切りに一度は奈落の底に突き落とされた姿津花だが、ある出来事から夫は“正義”のために動いて殺されたのではないかと直感。真実を突き止めるため、別人に成りすまし、ホステスとして心中相手の文奈がママを務めるクラブに潜入する。

 檀と国仲は、激しい心理戦を繰り広げる役柄を演じるにあたって、撮影中あえて距離を取ったという。「国仲さんとのお芝居は、“今日はどう来るのか!”という緊張感を持ってワンシーンごとに撮影しました。はぐらかされたり、揺さぶられたり…つかみどころのない文奈を追いつめるために丁寧に演じました」と檀。国仲もまた「現場ではほとんどお話しすることはありませんでした。不思議とそういう(打ち合わせなどの)会話もなく、だからこそ、いい意味でお互いにピリッとした現場を作ることができたんだと思います」と振り返り、2人の“瞬発力”が緊迫のバトルを生み出したことを明かした。

 さらに本作では、原田が、姿津花の夫で謎の死を遂げた野口高史と、夫の死の真相を調べ始めた彼女の前に現れるミステリアスな雑誌記者・鈴田雄一郎の2役を演じているのも見どころ。原田は「2人は対照的な性格で、高史は穏やかで少し鈍感な男。一方、鈴田は強引で自分のペースで物事を進めて行く男」と見極め、巧みに演じ分けている。

 原田と檀は2016年の単発ドラマ『黒の斜面』で共演したことがあり、「檀さんのことはお会いする前からファンでした。『黒の斜面』でご一緒して、ますます大ファンになりました。そして、『嫉妬』の撮影が終わった後、改めて大の大のファンになりました。MAXです!」と、タッグを組むたびに女優・檀れいの仕事ぶりに魅了されてきたことを話しつつ、「国仲涼子さんが演じた文奈はミステリアスで何を考えているのかわからない。登場するだけでドキドキしました。本当に幅の広い素敵な女優さんだなと思いました」と語り、2人の演技対決を大絶賛した。

 ドラマスペシャル『嫉妬』は、テレビ朝日系にて今夜8月16日21時放送。

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