柳楽優弥、有村架純、三浦春馬さん、戦時下の若者に 『太陽の子』今夜放送
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国際共同制作 特集ドラマ『太陽の子』が15日、19時30分より放送される。俳優の柳楽優弥、女優の有村架純、7月18日に亡くなった三浦春馬さんらが出演する。
【写真】三浦春馬さん、髪を刈り上げて撮影に臨んだ『太陽の子』
第二次世界大戦末期、京都大学の物理学研究室に海軍から下された密命は、新型爆弾を作ること。兵器開発をすすめるべきなのか苦悩する研究者たち。時代の波に翻ろうされていく若者たちの姿を描く。NHK総合、BS8K、BS4K同時放送。ドラマ版とは違った視点で描く、国際共同制作映画『太陽の子』（公開日未定）も製作が決まっている。
柳楽が京都帝国大学の学生で原子物理学を志す科学者の卵・石村修役、有村が修の幼なじみで修の家に居候することになる朝倉世津役、三浦さんが修の弟で陸軍下士官の石村裕之役をそれぞれ演じる。三浦さんは、役作りのために髪を刈り上げて撮影に臨み、戦時下という困難な時代にどう生きるか葛藤する若者を演じた。
■『太陽の子』あらすじ
太平洋戦争末期、京都帝国大学の物理学研究室で原子の核分裂について研究している石村修（柳楽）は、海軍から命じられた核エネルギーを使った新型爆弾開発のための実験を続けていた。空襲の被害を防ぐための建物疎開で家を失った幼なじみの朝倉世津（有村）が、修の家に居候することになる。
そこに修の弟の裕之（三浦さん）が戦地から一時帰宅し、久しぶりの再会を喜ぶ。爆弾開発の実験がなかなか進まない中、研究室のメンバーは研究を続けていくことに疑問を持ち始める。そして、裕之が再び戦地へ行くことになった矢先、広島に原子爆弾が落とされたという知らせが届く。研究者たちは広島に向かい、そこで焼け野原になった広島の姿を目撃するのだった。
国際共同制作 特集ドラマ『太陽の子』は8月15日、19時30分よりNHK総合、BS8K、BS4Kにて放送。
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