井上真央ら日焼けした“おかか”たちが立ち上がる『大コメ騒動』特報＆ポスター解禁
映画
女優の井上真央が主演を務める映画『大コメ騒動』が、2021年1月8日より全国公開、舞台となる富山県では同年1月1日より先行公開されることが決定。併せて、コメを求めて実力行使に出た女性たちの勇猛な姿を映し出す特報が、ポスタービジュアルと共に解禁された。
【写真】『大コメ騒動』で主演の井上真央＆監督を務める本木克英
本作は、102年前に富山で起こった「米騒動」の史実に基づき、そこで活躍した女性たちにスポットを当てて描くエンターテインメント作品。主演を井上が務め、夏木マリや三浦貴大が脇を固める。さらに、室井滋、立川志の輔、西村まさ彦、柴田理恵、左時枝など、富山県出身の俳優たちが集結した。メガホンを取るのは、井上とは映画『ゲゲゲの鬼太郎』（2007年）以来2度目のタッグとなる、富山出身の本木克英。
特報はリズミカルなテンポで展開。輸出によるコメの価格高騰に頭を悩ませ、おかか（＝女房）たちのリーダー・清んさのおばば（室井）に「何か手を打たないと…」と進言する主人公いと（井上）の不安げな表情から一転、おばばの「コメを旅に出すなーー！！」の掛け声とともに、コメを船に積み込む男たちに全力で飛びかかるいとたちの姿が、パワフルかつコミカルに映し出されている。
また、井上をはじめ女仲仕として重労働に勤しむおかかたちの日焼けした姿も印象的だ。特に清んさのおばばを演じた室井は、自身の地元に実際にいたおばば的存在の人を参考に、衣装やメイクにこれでもかと汚しを加え、強烈な姿を見せている。健康保険もあす食べるお米もない＜超・格差社会＞を変えた女性たちの奮闘ぶりに、期待が高まる映像となっている。
ポスタービジュアルには、いとをはじめ、おかからがコメの価格高騰を阻止すべく立ちはだかる勇ましい姿が写し出され、いとの怒りをストレートに表現した「もう我慢できん！」という鮮烈なキャッチコピーが添えられている。
さらに追加キャストとして、町一番の権力者である大地主役で石橋蓮司、コメ騒動に参加するおかか仲間役で鈴木砂羽、舞羽美海、冨樫真、鈴木砂羽演じるトキの夫役で吹越満、大阪の新聞社のデスク役で木下ほうか、おかかたちを目の敵にする警察署長役で内浦純一、いとらを取材する新聞記者役で中尾暢樹、私塾の先生役で工藤遥、いとの旧友役で吉本実憂が出演することが発表された。
映画『大コメ騒動』は2021年1月8日より全国公開。富山県では1月1日より先行公開。
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