デニス・トーの詠春拳さく裂!『イップ・マン 宗師』予告&新場面写真解禁

俳優のデニス・トーが主演を務める映画『イップ・マン 宗師』より、華麗なアクションが満載の予告と新場面写真が解禁。併せて、デニス・トーのコメントも到着した。
【写真】『イップ・マン 宗師』新場面写真
映画『イップ・マン』シリーズは、ブルース・リーがその生涯で唯一師匠と呼んだ詠春拳の達人イップ・マンの半生を描き、アジアで驚異的なヒットとなった。本作では、『イップ・マン 誕生』に主演したデニスが、再び若き日のイップ・マンを演じる。
実際に詠春拳を心得ており、イップ・マンの実の長男である葉準(イップ・チュン)からも認められているデニス。彼は、前作と『イップ・マン 葉問』の演技が評価され、香港電影金像奨で新人賞部門にダブルノミネートされた。その後『1911』ではジャッキー・チェンと共演し、アクション・コメディー『カンフーリーグ』でも再びイップ・マンを演じた彼が、本作でもドニー・イェン版に引けを取らないアクションを見せる。
ブルース・リーの師となる以前、警察官として法を守り、正義を貫くイップ・マン(デニス)だったが、マフィアのボス殺害のぬれぎぬを着せられ、その娘に報復のため狙われることに。そこに中国侵略に備え日本軍までもが広東省佛山に進出。妻と生まれたばかりの息子の命も狙われる中、日中武術交流会で空手の達人である日本軍将校・徳川と対決する。
デニス・トーは、本作の撮影を振り返り「イップ・マンを演じるのは2回目だったので、今回の撮影は更に楽しみでした。脚本を受け取り、何度も何度も作品について考えました」とコメント。そして「今回のイップ・マンでは、より高度な詠春拳の技術だけでなく、より深い解釈を役にもたらせたと思います」と出来に自信をのぞかせた。
予告は、「困難の時代には、選択肢も限られてしまうものだ」「詠春拳の教えとは、乱世にこそ国や人々に使えるべし」といった言葉と共に、どんな敵にも孤高に立ち向かい、詠春拳を披露し華麗に戦うイップ・マンの姿を映し出している。
新場面写真は、イップ・マンがりりしくポーズを決める姿や、周囲から銃口を向けられても動じない姿などを捉えたものとなっている。
映画『イップ・マン 宗師』は、シネマート新宿とシネマート心斎橋にて10月9日より開催の「のむコレ2020」にて公開。