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優希美青×井上祐貴W主演 ホリプロ60周年記念映画『NO CALL NO LIFE』製作決定

映画

映画『NO CALL NO LIFE』W主演を務める(左から)優希美青、井上祐貴
映画『NO CALL NO LIFE』W主演を務める(左から)優希美青、井上祐貴(C)2020映画「NO CALL NO LIFE」製作委員会

 女優の優希美青と俳優の井上祐貴がダブル主演を務める、ホリプロ60周年記念映画『NO CALL NO LIFE』の製作が決定した。

【写真】優希美青がヒロインを務めた『GOZEN‐純恋の剣‐』フォトギャラリー

 原作は壁井ユカコの同名小説『NO CALL NO LIFE』(角川文庫刊)。親からの愛情を知らずに育った主人公の女子高校生・有海と、同じ境遇の不良少年・春川が織りなす痛いほどに切ないミステリーラブストーリーだ。

 高校3年生の夏、携帯電話に残された過去からの留守メッセージに導かれ、佐倉有海は学校一の問題児・春川と出会い恋に落ちる。明日、地球に隕石が衝突して世界で2人きりになったとしても、無敵になった気分。それはあまりにも拙く刹那的で、欠陥だらけの恋だった。そして、時を越えた留守電の真相が明かされるとき、有海の衝撃の過去が浮かび上がる。

 有海を演じるのは、第37回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、映画『GOZEN‐純恋の剣‐』(2019)でヒロインを務めて注目を集めた優希。春川役は、第42回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し、2019年に放送された特撮ドラマ『ウルトラマンタイガ』で主演を務めた井上。ホリプロ期待の若手俳優である“Wユウキ”が、心に傷を背負った高校生を瑞々しく演じる。メガホンをとるのは、学生時代に制作した映画『溶ける』(2016)で第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門への正式出品を日本最年少で果たした24歳の新鋭・井樫彩。

 有海役の優希は「監督から優希さんらしく優希さんの有海でとお話を頂き、私なりに有海の人生に色をつけていけたらなと思っています。井樫監督や佐藤プロデューサーはもちろん、作品に携わるスタッフの皆さんから、この作品を命がけでやりますという熱い思いが伝わってきて、私も皆さんの気持ちに全身全霊で応えていきたいです。私にとって、新たな挑戦だと思いますし、今までにみたことのない優希美青をみせられるよう楽しく撮影を頑張りたいです」と意気込みあふれるコメント。

 春川役の井上は「優希美青さんと共にW主演させていただく事に身の引き締まる思いです。まもなくクランクインしますが、撮影に向けて準備しているこの期間も、初めての役柄にドキドキ、わくわくしています」と心境を明かし、「春川真洋という人間にしっかり向き合い、緊張感を持って作品がより素敵なものになる様頑張っていくので、よろしくお願い致します」と抱負を語っている。

 原作者の壁井は「いまだ心に刺さったまま残っているという読者の方からの声をいただくことも多い小説です。ガラケー全盛期の10代の若者たちの『擦り切れるような刹那の恋』を綴った原作が、スマホに移行した現代、井樫監督の美しい世界観でどんな映像作品になり、観てくださる方々の心にどんなふうに刺さるのか、公開を楽しみにしています」と期待のコメントを寄せている。

 映画『NO CALL NO LIFE』は2021年春全国公開。

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