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12年前に何が起きたのか? 自身の過去を追い求める、石井杏奈主演『記憶の技法』予告公開

映画

映画『記憶の技法』メイン写真
映画『記憶の技法』メイン写真(C)吉野朔実・小学館 / 2020「記憶の技法」製作委員会

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 ガールズダンス&ボーカルグループ「E‐girls」のパフォーマーで女優の石井杏奈が主演を務める映画『記憶の技法』より、予告編が公開された。ヒロインの少女が自身の過去を追い求める姿を、サスペンスフルかつ幻想的な世界観で描いたものとなっている。

【写真】石井杏奈演じる華蓮が佇む姿も 『記憶の技法』場面写真

 2016年に死去した漫画家・吉野朔実の作品を初めて実写映画化する本作は、ある日突然、大好きな両親が本当の親ではないという衝撃の事実に直面した多感な少女が、未来への一歩を踏み出すため、自分自身が何者なのかと真実を追い求める心理サスペンス。

 主演の石井が、主人公・華蓮の心の変化と成長をみをみずみずしく演じる。また、偶然の成り行きで華蓮の旅のパートナーとなり、自らも心に葛藤を抱える青い目を持つ孤独な少年・怜役を、本作が引退作品となった栗原吾郎が務める。このほか、記憶をめぐるミステリーのキーパーソンと言うべき金魚屋の青年役に柄本時生、華蓮を深く愛しながらも重大な秘密を隠し持つ両親役に小市慢太郎と戸田菜穂。
 
 メガホンを取るのは、黒沢清監督のまな弟子である池田千尋監督。これまで黒沢作品『クリーピー 偽りの隣人』や青山真治監督の最新作『空に住む』に共同脚本で携わった池田監督が、思いがけない恐怖が待ち受ける少女の心の旅路をスリリングかつエモーショナルに描く。脚本は高橋泉で、池田監督とは前作『スタートアップ・ガールズ』に続く2度目のタッグとなる。

 東京に住むごく普通の女子高校生・鹿角華蓮(石井)は、幼少期の記憶の断片が不意に脳裏をよぎり、しばしば意識が飛んでしまう奇妙な記憶喪失癖に悩んでいた。ある日、韓国への修学旅行のためパスポート申請用の戸籍抄本を手にした華蓮は、自分に“由(ゆかり)”という姉がいたことを知る。しかも由は4歳の時に死亡し、華蓮は“松本”という家から今の両親に引き取られた事実が判明。

 本当の親はどこにいるのか。なぜ、自分は養子として出されたのか。すべてを知りたい華蓮はうそをついて修学旅行をキャンセルし、出生地の福岡へ旅立つ。ルーツ探しに協力してくれた青い瞳を持つ同級生・穂刈怜(栗原)とともに現地調査を行う華蓮は、失われた記憶のピースをたぐり寄せながら、想像を絶する真実に迫っていく―。

 予告編は、華蓮が前を見据える映像に「覚えていない記憶が、わたしに降ってくる」というセリフが重なる場面からスタート。続いて、華蓮が、自身の戸籍抄本に不可思議な記載をみつけて疑問を抱く姿、同級生の穂刈怜と共に出生地の福岡へと旅立ち現地調査する様子が描かれる。一体、12年前に何が起きたのか? 最後は、華蓮の驚がくの過去を予感させるようなフラッシュカットが挿入される中、「どんなに嫌な記憶でも…取り戻したい」と、未来への一歩を踏み出すため、勇気を奮い起こして真実を追い求める華蓮の姿で幕を閉じる。

 映画『記憶の技法』は11月27日より全国公開。

映画『記憶の技法』予告編

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