師匠チコと出会う『エイブのキッチンストーリー』ブルックリンのフードフェスシーン公開
映画
俳優ノア・シュナップ主演の映画『エイブのキッチンストーリー』より、主人公がブルックリンのフードフェスで、後に料理の師匠となる人物と運命的な出会いを果たす場面を収めた本編映像が解禁された。
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本作は、イスラエル人の母とパレスチナ人の父を持つニューヨークの12歳の少年が、大好きな料理を通して家族や自分自身を見つめ直す姿を描く成長ストーリー。Netflixオリジナルドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』にウィル役で出演したノアが主人公エイブを演じる。監督はブラジル人のフェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ。
本編映像は、エイブがひとりでフードフェスに足を運び、後に料理の師匠となるブラジル人シェフのチコとフュージョン料理に出会うシーン。喧嘩した家族から逃げるように、エイブはネットで見つけたフードフェスへ出向く。そこで仲間たちと一緒に忙しく料理を提供しているチコのお店に目が止まる。一人でキッチンに立っていたエイブにとってその光景は新鮮で興味深く、たまらず「手伝うよ」と声を掛ける。しかし12歳のエイブを雇うわけにもいかず、チコは「手伝いはいらん」「家に帰れ」と突き放す。
このまま帰りたくないエイブがベンチに座っていると、見かねたチコがレモネードとアカラジェを持ってきてくれる。祖母が作ってくれるファラフェルに似たアカラジェは、チコの祖国ブラジルの料理をジャマイカ風味にしたものだった。エイブはフュージョン料理だと目を輝かせる。そしてチコにルーツを聞かれたエイブは、自身の家族の複雑な構成を説明して笑い合う。ブルックリンの夜景を背景に、2人が出会った瞬間を映し出した印象的なシーンとなっている。
エイブがチコと出会ったブルックリンは、あらゆる移民が暮らし多様性にあふれている街。さまざまな文化が入り混じり、独特のお洒落な街並みを形成している。新しいカルチャーやトレンドを生み出すブルックリンでは、これまで多くの映画が撮影されている。魅力的なブルックリンを舞台にした映画を紹介しよう。
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