『十二月大歌舞伎』2026年の締めくくりに坂東玉三郎、尾上松緑、市川團十郎、中村獅童ら競演!
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令和8年12月歌舞伎座「十二月大歌舞伎」の演目と、主な配役が決定。坂東玉三郎、尾上松緑、市川團十郎、中村獅童、中村勘九郎、中村七之助らの出演が発表された。
【写真】「十二月大歌舞伎」2026年のフィナーレにふさわしい! 豪華出演陣たち
第一部の幕開きは、歌舞伎の始祖といわれる「出雲の阿国」にちなんだ長唄の舞踊『春霞歌舞伎草紙(はるがすみかぶきぞうし)』。中村時蔵が出雲阿国、中村歌昇が名古屋山三を勤める。続いては、 夫婦の切なくも深い情愛が胸に迫る長谷川伸作の新歌舞伎『刺青奇偶(いれずみちょうはん)』。戦前戦後を通じて小説、戯曲で数多くの名作を残した長谷川伸の代表作。初役となる中村獅童の半太郎に、2017年以来9年ぶりとなる中村七之助のお仲、初役の市川右團次の鮫の政五郎という配役で上演する。
第二部は、尾上松緑が手掛ける講談シリーズ第四弾となる新作歌舞伎『忠僕元助(ちゅうぼくもとすけ)』から。赤穂義士のひとり片岡源五右衛門と、源五右衛門に仕える元助による心の交流が胸に沁みる物語。この度、尾上松緑が下部元助、中村梅雀が源五右衛門を勤めることが発表された。討入りを果たした赤穂義士たちの裏で、武士ならぬ元助の主人への恩を忘れぬ真っ直ぐな忠義が、慎ましく温かに描く。狂言の大曲をもとにした可笑しみあふれる松羽目物の舞踊劇『身替座禅(みがわりざぜん)』は、中村勘九郎と市川團十郎が競演。大の恐妻家でありながら浮気性の山蔭右京を勘九郎が、嫉妬深い奥方玉の井を初役の團十郎が勤める。
第三部は、男女の数奇な運命を描く世話物の人気作『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』から。すでに話題を集めている坂東玉三郎のお富、市川團十郎の与三郎という11年ぶりの本作での共演に加え、尾上松緑の蝙蝠安、中村勘九郎の和泉屋多左衛門、市川右團次の鳶頭金五郎と、1年の締めくくりに相応しい豪華配役での上演が決定。打ち出しには、中村七之助が恋に燃える美しい娘お七を勤める舞踊劇『櫓のお七(やぐらのおしち)』。雪の降る夜、恋人を救うため火の見櫓へ駆け上がる八百屋の娘の姿を、文楽人形の動きをなぞる「人形振り」で表現するドラマティックで幻想的な一幕だ。
令和8年12月歌舞伎座 「十二月大歌舞伎」は、歌舞伎座にて12月25日上演(9日、17日休演)。
【公演概要】
令和8年12月歌舞伎座 「十二月大歌舞伎」
[休演]9日(水)、17日(木)
■会 場:歌舞伎座
■演 目:
第二部『忠僕元助』
出演:尾上松緑・中村梅雀
第三部 『与話情浮名横櫛』「見染め・源氏店」
与三郎:市川團十郎
お 富:坂東玉三郎