沢村一樹『DOCTORS~最強の名医~』3年ぶりスペシャルで復活 野際陽子さんも登場
俳優の沢村一樹が主演を務めるドラマ『DOCTORS~最強の名医~』の2021新春スペシャルが、テレビ朝日系にて2021年新春に放送されることが決まった。
【写真】『DOCTORS~最強の名医~』のスゴ腕外科医・相良(沢村一樹)×森山卓(高嶋政伸)
『DOCTORS~最強の名医~』は、自分が信じる医療のためなら目的・手段を選ばないスゴ腕外科医・相良(沢村)と、“腕は確かなのだけど人間性にやや問題アリ”な外科医の“卓ちゃん”こと森山卓(高嶋政伸)が、対立しながらも患者を救う医療のために尽力していく姿を描く医療ドラマ。
2011年10月に連続ドラマとしてスタートし、平均視聴率14.8%、最高視聴率18.5%を獲得。2013年7月に放送されたパート2では平均視聴率18.3%、最終回には最高視聴率21.7%を記録し(関東地区。ビデオリサーチ調べ)、その後も連ドラシリーズのパート3、スペシャルドラマ3本を放送してきた。
3年ぶりの新作となる本作では、創立100周年を翌年に控え、にわかに慌ただしくなってきた堂上総合病院の様子が描かれる。記念式典を盛大に催したい院長の森山だが、赤字続きの経営状態に銀行の融資課担当からは「融資できない」という判断が。逆に“体質改善”=経営改革するよう言われ、またまた森山院長による的はずれな改革がスタートする。
そんな矢先、融資課の担当・花村玲子が堂上総合病院に入院。階段で転倒し、骨折しただけだったはずが、相良の検査によってすい頭部のがんが判明。玲子の病気と堂上総合病院への融資を巡り、事態は二転三転する。患者を救うためなら手段は選ばぬ“策士”相良は、そこでどんな判断を下していくのか―。
本作にはおなじみのレギュラーキャスト陣に加え、故・野際陽子さんが演じる堂上総合病院の前院長・堂上たまきも登場。ブータンに開設した診療所での医療活動が順調な様子もうかがうことができる。
主演の沢村は「『DOCTORS』が3年ぶりに帰ってくることになりました。今回の撮影は新型コロナの影響もあって大変だった部分もありましたが、それ以外に関しては本当にいつも通りの『DOCTORS』の現場でした。やはり10年もこの作品をやっていると、スッと馴染めるものなのかもしれませんね。高嶋政伸さん演じる森山先生も相変わらずのキャラクターで、相良と森山先生も相変わらずバチバチなやりとりをしているんですけど、その一つ一つが違ったパターンになっていて、そういう部分でも楽しかったです(笑)」と撮影を振り返る。
高嶋は「本当に『DOCTORS』は、ついこの間までやっていたかのように、すんなりと現場に入れてしまうんです。沢村一樹さん演じる相良先生ってすごくナチュラルなので、僕がどんな球を投げてもすっと受けてくれるんですよね。10年という長い期間ご一緒しているからこそだな、と感じています。今回は“ダークな”相良先生もけっこう出てくるので、そこのやりとりがとても楽しかった気がします」と話し、「森山個人としては、撮影の中で数回『酸欠になるかも』というくらいエキサイトしたシーンがあって(笑)。森山先生はすぐにうなり声をあげちゃうのでね…。何度かちょっと大変だったという思い出があります(笑)」と明かしている。
『DOCTORS~最強の名医~』2021新春スペシャルは、テレビ朝日系にて2021年新春放送。