井上真央、ラブシーンを我慢できない室井滋に「見たい!」と期待

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女優の井上真央が15日、都内で行われた主演映画『大コメ騒動』東京プレミア試写会に、共演の室井滋、夏木マリ、鈴木砂羽、左時枝、柴田理恵と本木克英監督が出席。ラブシーンの撮影を熱望する室井に、井上が「見たい!」と期待を寄せた。
【写真】黒のシックなドレス姿で登場した井上真央
本作は、1918年に富山県の貧しい漁師町で起こった米騒動で活躍したおかか(女房)たちにスポットを当てて描くエンターテインメント作品。主人公・松浦いと役を井上が務め、おかかたちのリーダーのおばば役を室井滋、いとの姑役を夏木マリが演じる。
井上は当時の女性について「本当に働き者だなと思いましたね。家庭を守るだけでなく、昼間は米俵をかつぎ、家に帰って赤ん坊をおぶり」とコメント。「当たり前のように食べているご飯ですけれども、そのなかにこういう思いをしている人たちがいるんだというのを身にしみて感じました」としみじみと語った。
夏木いわく、現場では子役がよく泣いていたそうで、井上があやしていたのだという。夏木は「真央ちゃんがあやすのがうまいんですよ。真央ちゃんが抱くと直りましたね。私が抱くと泣きましたけど」と笑った。
また、コロナ禍で我慢の多かった2020年を踏まえ、「来年は我慢できん」ことをキャスト陣が発表。ひとり旅を我慢できない、という井上は「旅自体、今のご時世できないですけど、普段からインドアだったので、ふらっと好きな街に行って、ご当地の美味しいものを食べたいなと思っていた矢先のコロナだったので、またひとりふらっとが出来たらいいのになと願いを込めまして」と自由な旅に思いを馳せた。
また室井は「ラブシーンを我慢できん」と言い、「コロナ禍で(ラブシーンの撮影が)無いでしょう? そうじゃなくても無いんですけど(笑)、コロナ続くと生涯無いまま旅立ってしまうんではないかという危険性がありまして」とラブシーンを熱望。「本木監督の映画でこの前出させていただいたのは『ゲゲゲの鬼太郎』で砂かけばばあだったんですよ。今回もばばあでしょう。私がまだばばあよりもちょっとだけ若いことを監督はお忘れじゃないかな。次回作はぜひラブシーンでお願いします」とリクエストすると、井上も「見たい!」と同調していた。
映画『大コメ騒動』は2021年1月1日より富山県にて先行公開。1月8日より全国公開。