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トム・クルーズの切実な思い コロナ対策ルールを破ったスタッフへの激怒に賛否両論

セレブ&ゴシップ

トム・クルーズ、コロナルールを破ったスタッフを怒鳴りつける音声流出
トム・クルーズ、コロナルールを破ったスタッフを怒鳴りつける音声流出(C)Zeta Image

 現在イギリスにおいて、厳しいコロナ対策ルールの下、『ミッション:インポッシブル』の第7弾を撮影しているトム・クルーズ。コロナ対策のルールを破り、ソーシャルディスタンスを取らなかったスタッフに、トムが怒鳴りつける音声がリークされ、The Sunが公開した。世界からさまざまな反響が寄せられている。

【写真】 『ミッション:インポッシブル』第7弾の撮影風景をキャッチ

 記事よると、トムは2メートルのソーシャルディスタンスのルールを守らなかったスタッフを発見し、怒りに声を荒げたようだ。

 リークされた音声では、「俺たちがいるから、ハリウッドでは今この時も映画を作ってるんだ! 俺たちと、俺たちがやってる事を信じてくれてるんだよ!」「だからもう二度と(ルール違反は)見たくない。またやったらクビだからな! もし他のスタッフがやっても同じだ。お前も、お前も、お前もだ」と、怒りをぶつける声が聞こえる。

 続けて、「夜には、すべてのスタジオや保険会社、プロデューサーたちと電話しているんだ。僕たちを信頼して、彼らの映画を作らせてくれてるんだよ」「映画産業がシャットダウンして、家を失った人たちに顔向けできるのか。食費も出ないし、学費だって出せないんだ。俺はそんなことを背負って、毎晩寝てるんだよ。映画産業の未来をだ! だから、謝罪すら受け入れられなくて申し訳ない。すでに言ったし、何度でも言う。俺が望む事が出来ないなら、辞めてくれ。この映画をシャットダウンさせはしないんだ! わかったか!?」と、興奮気味にまくし立てるトムの声が捉えられている。

 後には、「意味をきちんと考えてくれ。皆のことを気にかけているんだ。だけど、皆が助けてくれないなら、去ってもらうしかないんだよ。OK? その棒は見えた? 何メートル離れてる?」と、自省を促すような声も聞こえる。

 普段は自制心の塊のように見えるトムが、Fワードを多用して、スタッフを怒鳴りつけている。しかしその内容は、日夜関係各所と調整を行っているトムの苦悩がぶつけられ、映画の撮影を中断するわけにはいかないという使命感と、映画産業と、業界に従事する人々の運命を背負っているという自負心からくるもののように聞こえる。

 新型コロナウイルスの感染拡大による撮影中断後、撮影を再開するにあたっては、ノルウェーでの撮影時に、キャストとスタッフが滞在するためにフェリーを自腹で貸し切るなど、トムが方策を講じてきた事が伝えられている。DCコミック映画の最新作『ザ・バットマン』や、『ジュラシック・ワールド』シリーズ第3弾『ジュラシック・ワールド:ドミニオン』等でコロナ罹患者が発生し、撮影の一時中断が余儀なくされた中、本作でもスタッフに陽性反応が出たとの報道もあった。

 今回のトムの怒りに対しては賛否両論あるようで、ロサンゼルス・タイムズはツイッターにて、これが正当なものか意見を求めている。寄せられた反応を見ると、「怒った内容よりも言い方が肝心」「怒鳴るのは意味がない」と、トムの態度に懐疑的なコメントがあるが、「この状況ならアリ」「トムをリスペクトする日が来るとは思わなかったけれど、今は尊敬してる」「完全にイエス」といった好意的なものが多いようだ。

 またツイッターでは、スタンディングオベーションで拍手する動画や、トムの出世作『トップガン』の映像を引用し「グッジョブ」と賞賛するなど、好意的な反応が寄せられている様子。日本からも、「トムクルすげーなって感想しか出てこない」「素晴らしいプロ意識」「真っ当な意見」という声が上がっている。

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正します。

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